
多くの門下生を輩出している「たんたん亭系」の総本山、今さらながら初訪問です。実は…

設備工事による臨時休業にフラれ(3月29日)…

スープ切れによる早じまいにフラれ(3月30日)…
これにはたんたん亭を前にしながら淡々とはしていられず(ぇ
同じ店にこれだけフラれ続けたのは善行時代のカミカゼ以来です(ぁ
日頃の行いは日本代表クラスに良いつもりなのに、おかしいなぁ(´Д`?
それでもめげずに訪れた3月31日。ホームページもTwitterもなく、迷惑だろうと思いつつも3日連続でフラれるのはキツいので訪問の30分ほど前に閉店時刻の目安を電話で問い合わせたのですが、申し訳なさそうに「お客様次第なので何とも言えないんですよ~」の一点張りで答えてもらえず、不安いっぱいで現地を目指しました。ここへの往復のために何度杉並区のコミュニティバス「すぎ丸」に乗車したことか(苦笑)。
そして3度目のアタックでようやく敷居を跨ぐことが出来た次第です。

オープンキッチンの店内はL字カウンター10席、先客3名、後客2名、口頭注文の後会計制。BGMはジャズピアノ、湯切りは平ザル。

ミックスワンタンメン(1,170円)

たんたん亭系の定番メニュー。この、凛とした佇まい。

透明度の高い琥珀色をしたアッツアツの動物魚介清湯スープは、煮干しが主役の見た目に違わぬあっさりしたもの。「煮出す」というより「煎じた」と言いたくなるような香ばしさが良いなぁ。この品の良さ、どことなく「ラーメンにあらず、支那そばでござい」と言いたげなようにも。

スープにしても麺にしても「素」の良さが美点。まったく異物感がなく、ニュートラルで引っ掛かりなく、スッと体に吸い込まれるようなどこまでも自然体な作り。それでいて旨さの持続性もあり、何の疑問も湧きません。

旨味が詰まった、「叉焼」の表記がしっくり来る焼豚チャーシュー。

プリプリの大ぶりエビワンタン。

そして餡たっぷりの肉ワンタン。やっぱりワンタンって良いですよね、子供の頃から大好きだったのですが、個人的に最近ワンタン好きが再燃しています。もし自分で店出すことがあれば(ないけど)ワンタンやりたいですもん…ってその前に美味しいワンタン作れるようにならなきゃですが。
前述の通りオープンキッチンで、お冷やもカウンター越しに店員さんが注いでくださいます。ラーメン共々なんでしょうか、このお店全体を包む王道感は…
平日19時前でしたが、少し前に電話した者であることを帰り際にお伝えしたところ、その時点で残り5食程度だと教えていただけました。ひー、あぶなかった(´・ω・`)
老舗ゆえもっと堅苦しい雰囲気をイメージしていましたが、お二人の男性スタッフは穏やかで感じの良い方でした。諦めずに足を運んで良かったです。嫌いになりそうだった浜田山がちょっと好きになりました。
支那そば たんたん亭
住所 東京都杉並区浜田山3-31-4
電話 03-3329-4061
営業 11:00~20:30
定休 年末年始
駐車場 なし
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