
10月4日(火)のこと。10月6日(木)にグランドオープンする、ららぽーと湘南平塚のプレオープンに遊びに行ってきました。

目指したのはもちろん、3Fのフードコート「湘南Food Hall」にオープンする後藤店主による「G麺7」「啜磨専科」「ロ麺ズ」に続く4号店「G麺7-01」(ジーメンセブン ゼロワン)。

店名の由来は、出店にあたりららぽーと側から「G麺7」の名は冠して欲しいと要請されたものの、そこはネーミングに一家言持つ後藤店主、(なぜか)子供の頃に憧れた「キカイダー01」から「01」を拝借したそうです。
今回のメインコンセプトは「本気炊汁」と書いて「マジ炊きスープ」と読ませる、フードコートでは異例の現場で炊くスープ。これは後藤店主側から唯一リクエストした出店条件だそうで、こちらの1日の提供杯数を聞くと無謀な挑戦のようにも思えますが、多くの人が無謀と思うようなことに前向きにチャレンジしてきた後藤店主らしくもあります。
また、「G麺7-01の想い」として「敢えて“鶏ガラ”にこだわったスープ」と題された店舗紹介文によれば、「魚介系全盛といえる近年のラーメン界において挑戦的なコンセプトと言えますが、主役たる麺の小麦の風味をより際立たせたいという想いから、敢えて魚介不使用で仕上げています。特に自信がある「らーめん正油」は、こだわりの醤油が香り、ツルツルした食感の丸麺が踊ります」とのこと。

メニューはラーメンのみで、つけ麺やご飯ものはありません。

メニューをもう少し詳しく見ていくと「らーめん正油」「らーめん塩」「こんにゃくらーめん正油/塩」の4本立ての展開。「らーめん正油」と「らーめん塩」の麺は共通です。場所柄か、お値段はお高め。

らーめん正油(850円)

丼はロ麺ズ、レンゲは啜磨専科と同じでしょうか。

G麺7を名乗ってこそいますが、寺岡家の醤油を全面に打ち出したロ麺ズテイスト。同時に鶏の分厚い出汁感もしっかりアピールして来ます。前述の通り魚介不使用。

こちらでは自家製麺ではなく、地元・麻生製麺に発注した断面が楕円形状で、食感的には平打ちに近い麺。

鶏豚の低温調理のチャーシューはロ麺ズで仕込んだものをここまで運ぶのだとか。鶏の方はスモーク感を強めに感じました。

こんにゃくらーめん塩(950円)

元々ロ麺ズよりスープが少なめですが、こんにゃく麺だからなのか、さらに少なく見えます。

王道にして醤油以上にシンプルに仕立てられた感のある清湯塩。既存店舗に例えると強いて言えばロ麺ズのそれに近いのでしょうか(自信なし)。醤油の「深み」に対して塩はやはり「キレ」、ですがもう少し個性があってくれても良さそうです。

こちらは浜虎製の乱切りこんにゃく麺。プリプリして食感が抜群に良く、現状では小麦の麺よりこちらの方が気に入りました。G麺7では今夏冷やしで提供されていましたが、熱いスープでもその魅力は変わらず。ヘルシーにらーめんを楽しめるということで、女性の支持を集める可能性を秘めていそうです。

トッピングは正油と共通。
後藤店主と少しお話ししたところ、現状フードコート特有の、提供してからお客さんが「席まで運んで」「座って」「食べる」までの短くない時間に生じる「素材の変化」が課題のようで、落としどころを探っているようです。そういう意味では伸びないこんにゃく麺は適任なわけですが。
また、G麺7でおなじみの鶏皮やラードチップによる通称「カリカリ」や、揚げネギなどを使ってクリスピー感も出したかったそうですが、それも同様の理由で断念したそうです。膨大な提供杯数と手数との関係上、使えるものにも制約があるようで、頭を悩ませていました。

おやおや、こんなところでロ麺ズのTRYでの順位を知ることになろうとは(笑)。また、画像(映像)はないのですが、レジの脇のディスプレイでオンエアされている、「あんな人」や「こんな人」が登場するプロモーションビデオは必見です!

G麺7-01、10月6日(木)のららぽーと湘南平塚のグランドオープンと共に正式オープンです。
G麺7-01(ジーメンセブン ゼロワン)
住所 神奈川県平塚市天沼10-1 ららぽーと湘南平塚3階 湘南Food Hall内
電話 0463-72-8570
営業 10:00~21:00
定休 ららぽーと湘南平塚に準ずる
駐車場 あり(1,000円以上で1時間、3,000円以上で2時間無料)
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