ノンジャンル系日記ブログだったはずが、今やほとんどラーメンブログ。何かの参考になることがあれば幸いです。横浜南部&東京都心メイン。
    【新店】 まるもり製麺@戸塚 「正油らーめん」
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    箱根駅伝の往路・戸塚中継所内に2016年6月29日にオープンした新店。2月に閉店した「中華そば尋」の跡地で、もりや@本郷台・戸塚の2号店という位置付け。戸塚駅西口のバスセンター2番乗り場から神奈中バスに乗車、「大坂上バス停」で下車しての訪問となりました。

    7月4日(月)21:30頃の訪問、とても穏やかそうな中年女性の店主さんと、お手伝いの女性お一人の2名体制。店主さんはかつて札幌でらーめん店を営まれていた方。

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    券売機。今のところ「正油らーめん」のみで、落ち着き次第「塩らーめん」を始めるとのこと。

    店内はカウンターのみ8席で、基本的には尋を踏襲したレイアウトですが、客席側のカウンター(テーブル)の高さを高くしたことで客席側からの視界が開けたと共に、調理スタッフと着席した客の目線の高さが合う格好に。また、以前よりも広さを感じるようになりました。

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    正油らーめん(690円)

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    同店Facebookによれば、「もりやであってもりやの味ではない、まるもりの味」。

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    スープは鰹先行の鶏ベース、鰹は出汁と共に油にも使っていそう…と思いましたが、これまたFacebook情報によればスープは(もりやでも使われている)黒富士農場の鶏オンリーとの記載。であれば、鰹油+鶏出汁という構成なのでしょうか?

    それはともかくとして、たっぷりの節感に鶏が下支えする分かりやすい味わい。いかにも無化調という素材感を掴みやすい和風な仕上がりで、酸味やざらつきも抑えたクリアなもの。タレの主張は強くなく、出汁以上に出しゃばることはない感じ。

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    麺は北海道十勝産小麦を使用した自家製麺、平打ちですがきしめんのようなエッジの効いた平べったいものではなく、やや厚みがありふくよかさを感じさせるもの。ツルツルで口当たりや喉越しも良く、風味もしっかりしており洗練された麺です。個人的にはもう少し柔めに茹でても良さそうにも思います。並でもしっかりとした量がありますが、自家製麺の強みを生かして大盛無料です。

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    チャーシューはもりや直伝(?)の炭火吊るし焼きの豚ロースに鶏ムネ肉、豚はジューシーで良いですが、鶏ムネ肉の方は味付けも含めあまりにもさっぱりし過ぎに感じます。

    他にはメンマ、海苔、豆苗、刻みネギ。

    実にすっきりとした、毎日でも食べられそうなラーメンでした。強烈な個性であるとか明確な印象を残すタイプではありませんが、ナチュラルに体にしみるような心地良さを手繰りに繰り返し食べたくなるようなタイプかも知れません。

    が、一般的に「無化調ゆえ」と形容されがちなウィークポイント「物足りなさ」「中毒性のなさ」も否めません。これは決して無化調だけが犯人ではないと思いますし、ラーメンに何を求めるかにもよると思いますが、ラーメンにある程度のパンチを求める向きには物足りなく映ることでしょう。また、「まるもりならでは」という個性がトッピングの豆苗くらいに思えるのも気になります。

    これがガテン系のお客さんが多いとされるこの場所でどう評価されるか。また、醤油がこうだと塩はどう出てくるかも非常に気になります。

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    丼にプリントされた平仮名の「ありがとうございます」をアレンジした「感謝」の文字。札幌時代にも使われていたようですね。

    最後に余談ですが、一部で礼賛されている「690円」という価格について、「10円の努力」を感じさせてしまう設定は個人的には両刃の剣のような気がします。

    というのも、そういえば尋はより安い650円だったな…とか、もっと手が込んだ無化調で700円の店を知っている…などと、コストパフォーマンスの比較でかえってシビアに見られてハードルが上がってしまう気がしますし、先々の値上げもしづらくなりそうにも思います。自分など思考がひねくれているので「作りたいものを作った結果が690円」ではなく、「作りたいものから何かを削った結果の690円…?」と勘繰ってしまったりもします。

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    まったくもって余計なお世話ですが、値段は商品の「顔」であり「格」も示すと常々感じているだけに、そんな風に思った次第でした。



    まるもり製麺
    住所 神奈川県横浜市戸塚区汲沢町1201
    電話 045-866-0882
    営業 11:30~15:00/19:00~22:00
    定休 火
    駐車場 あり(店舗前複数台)

    まるもり製麺ラーメン / 戸塚駅踊場駅

    夜総合点★★★☆☆ 3.5

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