
新橋駅烏森口から御成門方面へ歩いて6~7分ほど(?)のところに2016年4月26日オープンしたお店。麺や玄@喜多方市で修業された店主さんによる、稲荷町、佐倉、十条に続く4店舗目とか。私自身、喜多方に最後に赴いたのは20年近く前のことですので現地の事情はさっぱりなのですが。
5月18日(水)訪問、店内は寿司屋風情の落ち着いた白木風の直線カウンター12席で、先客4名、後客2名。晩酌している人多数。

券売機。らーめんは醤油と味噌味、つけ麺などはないようです。

らーめんの他に清水港直送という鮪を使ったメニューが充実しているため、調理場は手前(入口側)が鮪を扱う板場、奥がらーめんの調理場となっており、訪問時はスタッフ2名で、板場のスタッフはまったくらーめん作りには関わらないといったように明確に役割分担が為されていました。

蔵出し醤油らーめん(すっきり)(650円)

「すっきり」は「本場喜多方の伝統製法で炊き込む、喜多方らーめんの王道」、対する「まったり」はそれに「背油をまぶした、今、本場喜多方で人気を博すらーめん」だそう。「本場」へのこだわりが強そうw

スープは旨味豊かでクリアな鶏油からの穏やかな醤油の展開、身に染み入るようななんとも言えない美味しさです。

艶々としたピロピロの中太ちぢれ麺は弾力がありモチモチ、加水率の高さはその瑞々しさからも感じられます。

バラチャーシューはやわらか。
後半、スープにもうひと味欲しくなったところで卓上の粗挽き胡椒や一味、酢で変化をつけてフィニッシュ。

四つ葉@川島町やよしかわ@北上尾ではありませんが、らーめん+鮮魚という業態がジワジワと広がりつつあるのでしょうか。いずれ鮪を肴に静かに飲みに来れたらいいなぁ。

余談ですが、外観をよく見れば暖簾を提げる竿があるので、いずれは軒下に暖簾がかかるのかも知れませんね。
きたかた食堂
住所 東京都港区新橋5-9-8 永島ビル1F
電話
営業 (平日)11:00~15:00/17:30~
(土・祝)11:00~
※いずれもスープ切れ次第終了
定休 日
駐車場 なし
きたかた食堂 (ラーメン / 新橋駅、汐留駅、御成門駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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