
横浜市中区の弁天通りに2015年11月にオープンしたお店。オープンから半年近く経った4月5日(火)に訪問。日除け幕の「漢」の文字は近所のお好み焼き店「漢の鉄板」がプロデュースしたことに由来するようです。
店内は食べログ情報によればカウンター11席+テーブルは5卓12席あるそう。先客1組、後客1名、食券制。

券売機。「醤油」「塩」「鶏白湯」の三本柱。見づらいですが、特製は「チャーシュー2種、ワンタン2コ、味付き玉子1コ、のり2枚がのっています」とのこと。他に日替わりおでんの提供などもあり。
支那そばやを連想させるコックコートに身を包んでおられる若い方が店主さんでしょうか。麺茹ではテボからの平ザルで湯切り。

醤油らーめん(750円)

店頭の口上によれば、「当店の拉麺は、鶏と豚を別の鍋でゆっくり丁寧に時間をかけて炊いたスープです。(中略)老若男女に愛されるように心を込めて仕上げた拉麺です」とのこと。

表面がキラキラ輝くスープは鶏が主体、奥に魚介も感じる気がしますが、気のせいかも?タレはまろやかで角は皆無。穏やかな甘味があり、「タレとスープのハーモニー」といった表現がしっくり来ます。後から豚らしいコクも感じますが、スープの主役はやはり終始鶏であり、鶏油の印象。

麺は柔めながらもしなやかコシあり。長くて啜り甲斐があります。ただ、丼が富士山をひっくり返したような形状のため、後半、麺が窮屈そうに押し込まれていてちょっとかわいそう。

チャーシューは歯応えしっかり、閉じ込められた旨味もしっかり。そしてコリコリの極太メンマ、刻みねぎ。

全体的に真面目そうな店主さんそのものといった趣で、ソツなくまとまってはいるのものの、いろいろな部分でもう一歩、あと一歩踏み込む余地と余力を残しているようにも感じられた一杯でした。
拉麺 弁ten
住所 神奈川県横浜市中区弁天通3-48 弁三ビル1F
電話
営業 (平日)11:00~15:00/17:00~23:00
(土曜)17:00~27:00
定休 日・祝
駐車場 なし
拉麺 弁ten (ラーメン / 馬車道駅、関内駅、日本大通り駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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