
2015年9月17日にオープンした、らぁ麺やまぐち@西早稲田の2号店。3月30日(水)訪問。

店内はL字カウンター11席、食券制。以前ほぼ同じ時間帯に伺ったときは外まで行列していたのでその場で踵を返したのですが、この日は終始半分弱の入りで推移。山口店主は不在でのスタッフ2名体制。

昨年11月から塩らぁ麺の麺が「はるゆたか麺」になり、それに伴いスープや塩ダレも一新したとのアナウンスあり。

■塩らぁ麺(780円)

その後も微調整を重ねたことで、開店当初どころか昨年の塩らぁ麺とも別物になっているとのこと。

鶏と乾物が軸で、油はあまり被せずスープとタレで味わわせるような作り。塩ダレには関アジの魚醤や生揚げうすくち醤油を使用しているそう。

はるゆたか使用の細ストレート麺は一切の混じり気がないというか一点の曇りもないというか、どこまでもナチュラルにして端整。「素」な味わいと食感で抜群に旨く、いつまでも啜りたくなります。はるゆたかは小麦粉の中でも扱いの技量を求められるイメージがありますが、これは巧くて旨いです。

チャーシューは豚バラは脂まで旨く、ピンクのは肩ロースでしょうか、ハムっぽく旨味がギュッと閉じ込められています。どちらも小ぶりですが、丁寧な仕事が感じられるもの。美味。
「塩らぁ麺」のトータルのアプローチは進化@町田の「しおらーめん」に似ている印象です。見た目も相当よく似ていますし。

■プチライス付き 麻婆まぜそば(800円)

同店のHPによれば、「辛い物好きな店主が試作に試作を重ねて完成した自信作。花椒の香り立つ辛旨のスープにやみつき必至です」とのこと。

「塩らぁ麺」とは異なる逆釣鐘型の丼での提供。

雑誌媒体によれば「3種類の唐辛子や豆板醤、仙台味噌をベースに仕立てた麻婆餡に花椒を効かせ、辛さ、痺れ、香りがバランスよく整った~」とのことですが、自分が辛さにさほど強くないせいか、痺れ要素以上に辛味が強く、常にそれが先行します。スパイスの複雑さを立体的に楽しませるのではなく、直線的に辛さが切り込んでくる印象で、辛さの系統として蒙古タンメン中本を思い出しました。

よって旨味の部分はサーチ出来ずで、個人的には麻辣系でもひき肉なり、芝麻醤なり、ナッツ類なりで、もう少しマイルドさが助け舟を出してくれる方が好み。ただ、担々ではなく麻婆ですものね。麺は中太のモチモチしたもので、昔給食に出てきたソフト麺に似ているかも。

最後はプチライスで残った麻婆餡をいただいてごちそうさまです。
らぁ麺やまぐち 辣式
HP http://www.ramen-yamaguchi.com/
住所 東京都江東区東陽4-6-3 栗林ビル1F
電話 03-6458-6200
営業 11:30~15:00(LO)/17:30~21:00(LO)
定休 木曜、年末年始
駐車場 なし
らぁ麺やまぐち 辣式 (ラーメン / 東陽町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
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