
「長津田駅南口入口」交差点近くに、2015年5月10日にオープンしたお店。がんこ系の久々の新店ということで胸を熱くしたファンも少なくないようです。TRYラーメン大賞2015-2016新人賞しょう油部門第8位&塩部門6位をダブル受賞。2015年12月11日(金)、天国屋からの連食で訪問。
こじんまりとした店内はカウンター5席のみ、先客なし、後客1名、食券制。人柄が良さそうなやさしげなご夫婦(で間違いないと思います)による営業で、少なくとも「がんこ」の文字通りの意味合いとは程遠い印象です。蛇足ですが、建物はご自宅兼店舗が入ったテナントビルでいらっしゃるようで羨ましい限り(笑)。

券売機。見切れてしまっていますが、この上に「醤油」と「塩」の大きなボタンがあります。それを押したクセになぜか撮り漏らすという。

醤油(がんこ)(800円)

食券を渡す際にスープの仕様を「がんこ」と「マイルド」から「がんこ」を、チャーシューは「バラ、モモ、鶏」から選べるとのことでしたのでモモでお願いしています。

スープは丁寧に取られた鶏清湯に魚介を効かせ、鶏油かと思いますが黄金色の香味油をあしらったもの。がんこといえば牛骨がトレードマークですが、こちらでは使われていないようです。醤油ダレはこの界隈では「またお前か(笑)」と思わせるほど頻出する岡直三郎商店のもの、生揚げ醤油メインでしょうか。
「がんこ」仕様ですから濃いめで多少のしょっぱさはありますが、塩角も強くなく素材感も出ているためそこまで個性的でなく、言うまでもなく本家のような食べ手をたじろがせるような攻撃性はありません。つまり敢えてバランスを崩して「積極的なアンバランスさ」を目指すことはせず、ダシとカエシのバランスをギリギリ常識の範囲内に抑えているようで、良くも悪くも店名や怪しい外観から抱く「近寄りがたさ」や「気難しさ」といったイメージとはギャップがあります。

麺は加水率高めのプリプリとした歯ごたえのもの。

スライサーでカットされた豚モモ肉。

スープの性格を考えれば塩味の方が自分とは相性が良かったのかも知れません。とても真摯な作りではありましたがやや小綺麗にまとまり過ぎてもいて、「しょっぱいの来いや」と構えて入った分、拍子抜けな部分は否めませんでした。

営業時間が開店当初からだいぶ変更になったようです(画像をご参照のほど)。
元祖一条流がんこ 長津田分店
ブログ http://ameblo.jp/takuzow7/
住所 神奈川県横浜市緑区長津田5-4-33 岩崎ビル1F
電話
営業 (月~金)11:00~14:30/18:00~21:30
(土)11:00~15:00/17:30~20:00
定休 日曜・祝日およびスープ不出来の日(臨時休業が多いのでブログでの確認をおすすめします)
駐車場 あり(http://ameblo.jp/takuzow7/entry-12083206748.html参照)
元祖一条流がんこ 長津田分店 (ラーメン / 長津田駅、田奈駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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