
11月11日(水)訪問。田中商店@六町の系列店として2014年10月、神楽坂上の路地裏にオープンしたお店。寿司店を思わせる白木を多用した清廉な内外装で、お店の方もそれに準じた出で立ちです。

券売機。「山形辛味噌らーめん」も含め、「中華そば」を軸としたトッピング違いというメニュー構成でしょうか。

中華そば(780円)

照明の照度は十分なはずですが、光色の加減かきれいに撮れず無念。

極めて油分が少なく限りなく無色透明に近いスープは、すっきりした清湯スープをキリッとした塩ダレでまとめたもの。出汁はシンプルに豚骨と煮干しで取っているそうですが特定できないほど裏方に徹しているようで、見た目に違わぬ淡麗クリアな味わいです。
タレは塩分濃度的に限界スレスレまで攻めていると感じましたが、それでいて塩気一辺倒にはならず成立しているのは出汁が無色透明でもきちんと機能している証左かも知れません。

麺は稲庭うどんを連想させる滑らかなかつしなやかな平打ちのもの、ロ麺ズ@弘明寺で現在提供しているものとベクトルが似ているように思いました。表面積の広さもさることながら啜る楽しみにも長けているゆえ、クリアなスープとも相性良し。麺量は170gと多め。

普段は食べるのと並行してブログに何を書こうか思考を巡らせるのですが、この潔く、裏も表もない一杯に対しては「『見たまんま』の一言に尽きる」という思いでいただいていました。ということで今日の記事は最近にしては口数少なめのまま終了です。
中華そば 田中屋
HP http://www.tanaka-shoten.net/menu/tanakaya.html
住所 東京都新宿区神楽坂6-8-23
電話 03-5579-2167
営業 11:00~21:00
定休 無休
駐車場 なし
田中屋 (ラーメン / 神楽坂駅、牛込神楽坂駅、飯田橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
- 関連記事