
8月9日(日)訪問。2015年1月17日オープン、うどん県・香川の人気ラーメン店「はまんど」の首都圏初進出店…というより香川県外初進出でしょうか。長後街道沿い、長後駅近く、以前「麺や悟空」という鶏白湯のお店があった近くです。長後の地が選ばれたのにはどんな理由があるのでしょうか。

メニュー。看板メニューの「はまんど」の他、「白湯そば」、濃口醤油の「醤油そば」、おそらく薄口醤油と思われる「中華そば」等。

そしてオープン当初にはなかった「つけ麺あっさり」、「つけ麺こってり」、「釜玉油そば」、「冷やしそば」、さらには7月下旬から夜の部でお酒、おつまみ、餃子なども始めたそうです。
店内はカウンターなしのテーブルのみ16席で、昼の部は券売機による食券制、夜の部は口頭注文の後会計式。スタッフ3名体制の先客3名のみで立て込んでいる様子でもありませんでしたが、注文から15分以上経過してようやく提供されました。

はまんど(750円)

メニューによれば「店主のオススメ!看板ラーメンです。讃岐ラーメンは、このスープと麺から始まりました。天麩羅饂飩を意識した背脂なれど、予想を裏切る驚愕のあっさり。豊潤な肉と魚のダブルスープはキレとコクの余韻が十分です」とのこと。

「いりこ出汁」という描写がしっくり来るスープ。塩味のような透明感ですが、薄口醤油ダレでしょうか?瀬戸内・伊吹島の片口鰯煮干のスープと合わされる「肉」の出汁は鶏主体の印象を受けます。背脂は「天ぷらうどんの天ぷら」というより「たぬきうどんの天かす(揚げ玉)」だと思いますが、細かく砕かれており、スープに厚みをもたらしながらも淡麗感はキープ。

麺は3種類あるようですが、こちらは太麺。もっちりしてコシしっかり、らーめんとうどん双方の特色を持ち合わせたような麺で、これでしたらうどん好きにも受け入れられることでしょう。ぜひつけ麺でも試してみたいところ。
ただどうなんでしょう、ラーメン店にしてカウンター席なし、さりとてファミリー歓迎というレイアウトや雰囲気でもなく、駐車場もなし。客の出入りを把握できない独立した厨房、活気のない雰囲気等々、いろいろ難しそうには感じました。
はまんど湘南(2016年5月29日閉店)
HP hamando.com/
住所 神奈川県藤沢市長後675-1 1階
電話 0466-45-7881
営業 11:00~15:00/18:00~23:00(22:30LO)※スープなくなり次第終了
定休 水
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
はまんど湘南 (ラーメン / 長後駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
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