
東京ラーメンストリートに2013年9月20日にオープンした、ちばき屋店主・千葉氏の最初で最期(原文ママ)のセカンドブランドとのこと。「喜」の字は正しくは「七」を3つ並べた字(「喜」の草書体)です。

この店がセカンドブランドということは少し前に手がけていた「かもめ食堂@ラー博」は千葉氏ご自身のお店ではないのですね。
それにしても「最期」だなんて縁起でもないなぁw それにセカンドブランドの次は本来サードブランドなのだから、「最初で最後」なのは当たり前のような気がしますが…

券売機。おすすめ順なのかも知れませんが、こういう値段の並びはめずらしい気がします。
店内はカウンター・テーブル構成で31席、並びが出たり消えたりしながらほぼ満席で推移。接客は明るく良好。壁面には「一心に築いた味覚の杜」なる謳い文句あり。

仙台牛タンねぎ塩ラーメン(980円)


豚骨や牛スジなどによるスープはテールスープっぽさもあるもので、塩のエッジが立ったまさにタン塩風味。3種類のネギとごま油がまたタン塩風情を助長しています。

平打ちのちぢれ麺はツルツルシコシコ、タン塩風スープとの相性はかなり良いと思います。

主役の牛タンは煮込みで敢えて柔らかくしているそうですが、ホロホロで歯ごたえがないうえに旨味や味付けも感じにくく、焼肉屋の牛タンをイメージしていると拍子抜けです。
牛タンといえば多くの人が焼肉のあの「コリッ」とした歯応えを期待するのではないかと思うのですが、良い意味で期待を裏切るにしてもこの程度では「え、焼肉のあれじゃないんだ?」と思われるだけだと思います。
また、ニンニクペーストはいの一番に食べるか避難させない限り自然とスープに溶けて行ってしまうので意味があるのかどうかと思います。
牛タンとラーメンのコラボという組み合わせ自体は良いと思うのですが、強気の価格設定も手伝ってか「ラーメン」というよりも「料理」の域に昇華してしまっているかのようで、ラーメンとしては企画物っぽい印象が拭えない一杯でした。また、この店単独の問題ではないかも知れませんが、飲み水が美味しくありませんでした。
食べたもの 仙台牛タンねぎ塩ラーメン(980円)
訪問日時 2013/10/15(火)18:08
満足度 ★★★★★☆☆☆☆☆
喜蔵 KIZO
ラーメンストリートHP http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/ramenstreet/
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 東京ラーメンストリート
電話 03-3216-7545
営業 10:30~22:30(22:00LO)
定休 無休
駐車場 なし(近隣に有料地下駐車場あり)
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「㐂」は「き」を変換すれば出て来ますよ。
せっかくなので正しく書いてあげて下さいw
食べ始めてすぐニンニクペースト(バター?)に支配され
私の嗜好には完全に合わずでした。
ドライカレーも食べてみましたが
牛タンの存在分からず
こちらも”う~ん”な感じでしたよ。(苦笑)
さらに強気な価格帯にも疑問を感じつつお店をあとにしました。
はじめまして、いつもありがとうございます。
「七」を3つ並べた字は機種依存文字なんですよね。
正常に表示されるのはお使いのIMEが新しいからだと思います。
有名どころではくろ喜@秋葉原もその字を使用していますが、
私はいまだにMS-IMEの2003を使用しているので
七を3つ並べた字で入力されたものは「・」で表示されますw
僕はスープと麺は嫌いじゃなかったのですが…
ドライカレーは地雷じゃないかと思って見てました(笑)
それにしてもかもめ食堂@ラー博は良いとしても、
またしても東北ネタで来たところに
たくましい商魂を感じてしまう自分はひねくれてますかね…