
言わずと知れた立川の超有名店。待望の初訪問です。

暖簾をくぐるとまず券売機がお出迎え。
食券を購入し間接照明を多用した和風で薄暗い店内に進むと、そこはモダンなBARか、坐・和民のよう(コラ)。とにもかくにも、到底らーめん店とは思えぬ小洒落た雰囲気です。梁(?)に使われている木など堂々たるものです。その一方でコップやレンゲはプラスチック製だったりして、そのあたりはやや興ざめかも知れません。

泉鏡花の世界観をモチーフに「幽玄の世界に神秘的かつ独創的な世界」「深山幽谷」をイメージしたという店内。そのイメージに違わぬ空間が実現されていると言って過言でないと思います。
訪問時はカウンター18席程度に先客2名のみで、BGMはなく、静寂の中、先客が麺を啜る音だけがこだまするという少々異様な雰囲気…。あまりの閑古鳥な状態に店を間違えたかと思ったほどでしたが(土地勘がないので)、たまたまですかね。

極 醤油ラーメン(950円)

とにかく鴨油&鶏油が多く、醤油ダレも濃厚なスープは「きりたんぽ鍋」を思わせるもの。ネギの代わりの三つ葉がきりたんぽ鍋におけるセリのポジションを担っていていい感じです。たまり醤油系のタレは醤油の旨味が凝縮・濃縮されており芳醇で気高ささえ覚えるのですが、ここまで濃ゆくて深みがあると僕は少し苦手かも…

平打ちのモチモチ麺は少し稲庭的な感じも。

美味しいのは間違いないのですが、個人的には分厚い鶏油にたまり醤油という組み合わせが若干食傷気味かも…。何しろラーメンのスープとしては僕には濃密過ぎて、それこそきりたんぽとか野菜がたっぷり入っていればなぁ、と思うほどでした。そんな自分のような人はトッピングの「野菜増し」あたりでバランスを取るのが良いのかも知れませんね。
と、ラーメン自体はやや自分の好みから外れましたが、スタッフの方々は折り目正しく気配り目配りが行き届いており、そのサービスの質の高さに「名店」たる所以と地力を垣間見た思いでした。
食べたもの 極 醤油ラーメン(950円)
訪問日時 2013/03/07(木)19:07
満足度 ★★★★★★★☆☆☆
らーめん愉悦処 鏡花
住所 東京都立川市柴崎町2-12-20
電話 042-525-3371
営業 (平日)11:30~15:00/18:00~22:00
(土・日・祝)11:30~22:00
定休 無休(毎週月曜は鶏白湯限定)
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
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遠征になりますよね
お疲れ様です!
私は過去数度お伺いしており、
1月には限定のうにらーめん食しました
良い出来で味にはかなり満足でしたが
お店の造りが私には落ち着けず
あの薄暗さも苦手です(苦笑)
>遠征になりますよね
そうなんです。
会社帰りに自宅とは反対方向に約1時間かけての訪問で、
友人には「反対方向の電車乗ると痴漢と間違えられるよ!」
と忠告されました(苦笑)
かなり遠いんですけど、この記事一本書くために
結局鏡花には二度行くことになりました。。
あの薄暗さは独特ですよね…
でも思ったより写真がきれいに撮れるので
自分の中ではナシではありませんでした(笑)。
sekiさんオススメ(?)のJACにも先日行きましたよ♪
各席に付いてるライトが写真に
良いのでしょうかね。
JACも重ねてお疲れ様でした!!
sekiさんの上大岡へ行かれる頻度を思えば
二度の立川くらいで泣き言は言っていられません!(笑)
でも先月は中央線&西武新宿線沿線を少し頑張りました…