
2012年9月15日オープン、八王子の人気店「煮干鰮らーめん 圓」の2号店になるでしょうか。その八王子の店舗の前身である「勇次」は町田にありましたから、凱旋オープンということになるのかも知れません。
八王子とは打って変わってオシャレなダイニング的な雰囲気の店内はカウンター9席、先客3名、後客なし、食券制。脚が長く座面が高いオシャレな椅子はスプリングが入っているのか、足掛けにきちんと足をつけていないとフワフワクルクルとひとりでに回転して行ってしまって大変落ち着きませんw 店主さんは不在で、男性スタッフ2名体制でした。

潔いメニュー。開店当初は使っている醤油ごとに「濃口」「薄口」という名称だったそうですが、現在は「煮干しら~めん」「昔ながらのら~めん」という表記に変わっています。

煮干ら~めん(700円)

ぶわっと煮干しが香るスープ。口に含むと煮干しが「その他大勢」のクリアで優しい味わいを伴って、香ばしく、シャープに効いてきます。「シャープ」と表現しましたが、苦手な人にとっては「苦い」「キツい」と感じるかも知れません。僕の舌にも食後しばらくの間、舌を刺すような刺激が残りました。

パツッとしたストレート麺は弾力やしなやかさが絶妙。美味しい!

赤く縁取られたチャーシュー、これがヤバいです。かなり好みです。脂多めですが弾力が強く、咀嚼と共に旨味が染み出してきます。ただ、トロけるようなチャーシューが好きな人には向かないかも知れません。大盛り(120円増し)だとこれが1枚増えて3枚になるようでした。

茶めし(100円)
煮干しのスープで炊いたという茶めし。文字通り茶めしらしい味わい。説明になっていませんが(笑)。

ラーメンのクオリティは高く、八王子で食べたものとまったく変わらない印象でした。あとは食べ手が煮干しが好きか嫌いか、それだけのようにも思います。
個人的な感想としては正直なところ、ラーメンとして見たときの充足度はそれほど高くなく、それは中毒性が低いことに起因していると思います。どことなく和食の世界観というか、余韻を楽しむラーメンといった趣で、店主さんが守るべきと考えているものを忠実に守り通している、そんな印象を受けました。
今後の営業については11月13日(火)までは無休、14日(水)より毎週水曜が定休日になるそうです。また、八王子店は11月10日(土)より営業再開とのことです。お店の方に以前八王子で提供されていた塩煮干しについてお聞きしたところ、煮干しの状態によって提供できたりできなかったりとのことでした。
なお、目の前がコインパーキングで料理の提供も早いため、駐車時間は15分ほどで済んで助かりました。
食べたもの 煮干ら~めん(700円)
訪問日時 2012/10/31(水)21:02
満足度 ★★★★★★★☆☆☆
煮干鰮らーめん 圓 町田店(2014年5月休業のち閉店)
ブログ http://ameblo.jp/niboshi-iwashi-en
住所 東京都町田市中町1-18-2 ウッドベル1F
電話
営業 11:00~15:00/17:00~25:00
定休 水(2012/11/14より)
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
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