
千駄木駅で下車、不忍通りから一本日暮里側に入った「よみせ通り」沿いにあるお店。
このあたりは初めて訪れたのですが、下町らしさがまだまだ健在なんですね。特に不忍通りとよみせ通りを結ぶ「すずらん通り」などは少々ディープな昭和レトロな雰囲気(察してくださいw)がプンプン漂っており、なおかつ、このときは雪が降りしきる中の訪問で周囲に人影もほとんどなかったため、本当にタイムスリップで昭和30年代に迷い込んでしまったような気分になりました。
もし再開発の手が入るようなことがあれば、すずらん通りごとラー博に移築したいくらいです(笑)。
さて本題。こちらは2011年8月オープン、店主さんは麺屋宗中目黒店(未訪)出身。店内はカウンター9席+テーブル1卓2席、先客なし、後客4名、食券制。

メニューは塩がメインですが、らぁ麺については醤油味もあります。麺は卵入り、ですが卵なしも選べるのでアレルギーがある方などはお申し付けくださいとのこと。このメニューには載っていませんが、券売機には「谷中生姜の手作り餃子」なんてメニューもありました。今どきのこのテのお店で餃子は貴重かも知れません。

味玉和塩らぁ麺(780円)

能書きによれば、鳥取県産大山地鶏の鶏ガラ+鶏挽肉のスープと、羅臼昆布+4種類の煮干し+2~3種類の節+干し貝柱などのスープを合わせたダブルスープだそう(公式サイトとメニューの表記内容が多少異なっていますが)。
味わいは鶏中心で、煮干しとかその他の魚介という感じはあまり受けませんが、塩ダレのコク、まろやかさが秀逸で、いつまでも飲んでいたいような旨さ。塩は沖縄の海の雪塩、亜国の塩、伯方の塩、ヒマラヤのピンクロックソルトを使用とのこと。
温度の変化とともに後半甘くなりますが、そこで白髪ネギの辛味が良いアクセントになってきます。

麺は加水多めでパツッとしたニュートラルな味わいのもの。


チャーシューはほどほどの柔らかさと共に歯ごたえもあるジューシーなもので好きだなぁ。メンマは甘めサクッとした食感、味玉は黄身甘く濃厚な味わい。メンマ、糸唐辛子、かいわれ、白髪ネギ。
出身の麺屋宗は高田馬場店を一度訪れたっきりなので確かなことは言えませんが、宗よりもシンプルで誰にでも分かりやすい美味しさではないでしょうか。メニューに書かれた「複雑でありながらどこか懐かしい味」以上の魅力が感じられる一杯でした。
食べたもの 味玉和塩らぁ麺(780円)
訪問日時 2012/02/17(金)19:25
満足度 ★★★★★★★☆☆☆
麺や ひだまり
HP http://menya-hidamari.com/
住所 東京都文京区千駄木3-43-9
電話 03-3821-5211
営業 11:30~15:00/18:00~22:30
定休 月(祝日の場合は翌日)
駐車場 なし
- 関連記事
-
- つけめん TETSU 千駄木本店@西日暮里
- 江戸川橋大勝軒@江戸川橋 (東京都文京区関口)
- 麺や ひだまり@千駄木 (東京都文京区千駄木)
- 雅ノ屋 (東京都文京区本郷)
- NOODLE ROJe(ロジェ) (東京都文京区湯島)