
お盆の真っ最中で宿題店のいくつかが夏休みだったこともあり、「間違いなく営業しているお店」という条件で、都内を中心にフランチャイズ展開する「せい家」の神保町店へやって来ました。
いわゆる家系ラーメンを1杯500円で提供するワンコインラーメン(別にスープに犬が入っているわけではない)のお店で、つけ麺も580円とデフレ時代の申し子のようなお店です。神保町店は移転前の「背脂醤油 のあ」があったビルの1階にあります。
店内はカウンター8席+テーブル3卓8席、先客1名、後客3名。BGMが大音量過ぎて店に入っても気づかれないわ、気づかれても店員は「いらっしゃいませ」も言わずに卓上調味料の補充を続けているわ、のっけから印象は最悪です。でも後会計なので、嫌ならその場で店を後にすればいいだけです。
そして、注文のために店員を呼ぼうにも、注文を伝えようにもBGMが大音量過ぎるだろ…、いや、嫌ならその場で店を後にすればいいだけでした。
でも結局は我慢したのですが。
麺は太麺と細麺から選べ、麺のかたさなどの好みの指定は聞かれず、店内に案内もありません。亜流家系というか家系インスパイアというか、そんなところでしょう。
しかしやたら待たされます。ついこないだそんな記事を書いたばかりですが、ここでも入店から提供まで14分もかかりました。お腹が空いているときは余計イライラしやすいので早くして欲しいもんです。

キャベツラーメン・太麺(630円)

臭みないスープはしっかり醤油が立っていてパンチがありつつ、ダシも適度に乳化していてマイルドでもあり、家系お膝元の神奈川県内でも十分通用するであろう味わい。いつもこのくらいの水準なのか、たまたま当たりなのか分かりませんが、旨いなぁ。

麺はやや硬めで、僕好みのゆで加減。キャベツはシャキシャキめで、標準で入るほうれん草と共に量も十分です。海苔は3枚、ベーコンっぽいチャーシューは好みが分かれるかも知れません。
美味しい家系が少ない都内ですが、この味がこの値段で食べられるお店は神奈川県内でもそうそうお目にかからないはず。食べる前は若干イライラしていましたが、そのコストパフォーマンスの高さにすっかり感心させられる結果となりました。
ちなみに僕のラーメンは14分かかったのに、後客のラーメンは3分くらいで出てきてずっこけました(笑)。
食べたもの キャベツラーメン・太麺(630円)
訪問日時 2011/08/16(火)18:11
満足度 ★★★★★★★☆☆☆
せい家 神保町店(2012年1月?閉店)
住所 東京都千代田区神田神保町1-6 樋谷ビル1F
電話 03-5259-0007
営業 11:00~26:30
定休 無休
駐車場 なし
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