
JR水道橋駅の南側、東口と西口の中間付近に2009年5月にオープンしたらしい「金みそ商店」です。

お店の外にある券売機で一番人気だという「特濃こってり(特)金味噌らぁめん」の食券を購入。店頭には「麺を浅草開化楼に変更しました」との表記あり。

店内は古民家のような装いで、カウンター12席、先客3名、後客なし。「毎日食べても飽きない味噌麺を目指した」というような薀蓄が書かれていました。

特濃こってり(特)金味噌らぁめん(880円)

鉄鍋です。こうして無事に僕の前にありますが、コイツを店員さんから木製の鍋敷きを伴った状態でカウンター越しに手渡されるのです。「一瞬マジかよ?」と思い、カウンターの上に置いてくれることを期待して手を出さずにいたのですが、原則手渡しみたいで店員さんは「どうぞ」の体勢でこちらが受け取るのを待ってます。これを手渡しというオペレーション…、
無理があるでしょ
鉄鍋の熱さと重さに緊張しますが、意外と熱くはありませんでした。でも重いです(´Д`;)

一定の違いはありますが、スープに関してはくるり@市ヶ谷を意識しているでしょうか。かなり甘味の強いスープで、くるりほど動物系がヘヴィに迫っては来ませんが、ドロドロと重厚で麺に絡みまくり、つけ麺のつけだれのようです。スパイスとか具もいろいろな形でいろいろ入っていて、食感や味わいの変化が楽しめます。
なかなか美味しいのですが、普通に考えて「毎日食べたくなる味」ではないと思います。重厚過ぎます。というか万が一食べたくなっても
これを毎日食べちゃダメ
…だと思いますね、少しでもカラダのことを考えるなら(´Д`;)

浅草開化楼の麺はさすがに旨く、このスープにも負けない風味と食感で存在感を放っています。つけ麺で食べたらさらに旨いかも知れませんね。
惜しむらくは量が少なめに感じられること。鍋底が極めて浅く、ひと口目から箸やレンゲが鍋底についてしまって悲しい気持ちになりました。この界隈の主役である学生にとって、この値段でこのボリュームというのはハードルが高そうに思います。
でも全体的に悪くないし、個性や頑張ってる感は感じられるお店です。くるりが年中大行列(この1年くらいは知らないけど…)なのに対してこちらは全然という、その客足ほどの差は味には感じられなかったけれど(僕がさほど味噌好きではないからか?)、一方で、どこかちょっと詰めが甘いというか、惜しい感じがしたのもまた事実。紙一重のような気もするんだけど、商売の難しさを思い知らされますなぁ。
食べたもの 特濃こってり(特)金味噌らぁめん(880円)
訪問日時 2011/05/31(火)18:22
満足度 ★★★★★★☆☆☆☆
金みそ商店(2013年1月頃?閉店)
住所 東京都千代田区三崎町2-11-11 タカギビル1F
電話 03-5215-1919
営業 11:00~23:00
定休 無休
駐車場 なし
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普通の丼でも手渡しは結構危ない感じするのに、この器の手渡しは露骨に危険な感じしますネ(^^;
落っことしちゃったヒトいないんですかね。。
どもどもー!
そうなんです、かなり危険な香りがしちゃってます(´Д`;)
というか鉄鍋もアツアツじゃないので
そもそも鉄鍋である必要性が感じられませんw
まさかと思いますが、この手渡しオペレーションで
火傷した人がいて、それ以来アツアツにしなくなった、
とかじゃないと良いのですが(´・ω・`)