
なかさと清津スキー場レポート、後編はコースを中心にご紹介します。(前編はこちら)

リフトを降りて左手に進むと、コースガイドによれば「清津ブナ林間コース」と「清津ブナ平コース」があることになっていますが、実際には初心者NGの「アドベンチャーコース」という案内があり、また、その1コースしか見つけられませんでした。たぶん「アドベンチャーコース=清津ブナ林間コース」なのだと思いますが。


【清津ブナ林間コース①】
コース外を示すネットもなければ視界を遮るような立ち木もなく、非常に開放的なコースが続きます。

【清津ブナ林間コース②】
最後の降雪はいつだか知りませんが、ノートラックがたくさん残されています。週末のみの営業ですから、土曜日に訪れればかなりの確率で新雪(?)を楽しめそうですね。

【清津ブナ林間コース③】
それでどの辺が「アドベンチャー」かというと、非圧雪のコース内の一部を圧雪したクロスコースっぽいコースが作られているのです。上の画像でいえば、左側に迂回コースっぽい蛇行したコースが、右側に直線でウェーブが作られたコースがあることが分かるでしょうか?
果たして、この右側のコースがまさにアドベンチャーなんです!なぜなら、
・ほどほどの中斜度の斜面に作られている
・やたら曲がりが少ない
・やたら幅が狭い
・コース外との境目は段差になっており、コースアウトが容易でない
・起伏の大きいウェーブが狭い間隔で連続して設置されている
さて問題。
こういうコースを滑るとどういうことになるでしょうか?
…。
スピードは出るわ、止まれないわw
アドベンチャーというより、ただのデンジャラスという話もありますが。不用意に滑ったら怪我しそう…。いや、クロス系が得意な方ならなんてことないと思います。非圧雪ゾーンもあったりして、無茶しなければ楽しいコースです。

【清津ブナ林間コース④】
アドベンチャーコース後半に差し掛かると前述の左右のコースが合流、緩斜面となり、このような光景が広がっていました。これは前編でお伝えしましたが、運休になっている清津ファミリーロマンスリフトと、右奥が閉鎖されている清津ファミリーコースですね。

【清津ブナ林間コース⑤】
振り返ってみたところ。アドベンチャーコースのスタート地点は画像右上付近です。いかにアップダウンのあるコースか伝わればと思いまして。

【清津ブナ林間コース⑥】
切り取られた先に見えるのは津南方面でしょうか。

【清津ブナ林間コース⑦】
最後は木々に囲まれたワイドなバーン。

【清津ブナ林間コース⑧】
ゲレンデベースに戻ってきました。

【清津白樺コース①】
再びリフトに乗り、降りたら今度は右手へ。

【清津白樺コース②】
運休になっている、清津から松ロマンスリフトの降り場。

【清津白樺コース③】
振り返ったところ。貸切状態でワイドでオフピステもあって。

【清津白樺コース④】
振り返ってもういっちょ。

【清津白樺コース⑤】
左奥にはポールも設置されていました。それにしても眺めが良くて気持ち良いなぁ。

【清津白樺コース⑥】
ラストが中急斜面なのは清津ブナ林間コースと同じ。

【清津白樺コース⑦】
⑥の画像とほぼ同じレベルから撮影。コース脇は思いっきりオフピステが楽しめます。

【清津白樺コース⑧】
ゲレンデベースから見たところ。コースの紹介はここまで。

こちらはレストランのメニュー。
高速道路から遠いのが最大の難点で、わざわざ足を伸ばすだけの価値を見出せるかは人それぞれだと思いますが、僕の目には滑り甲斐のある魅力的なゲレンデと映りました。コースレイアウトもなかなか良質ですし、穴場中の穴場だと思います。
スキー場全体の雰囲気がまったくローカルっぽくなく洗練されていると感じられるのは、上越国際とつながる予定だったことも無関係でないかも知れません。湯沢エリアに属しますが、標高が高めの北斜面ゆえか雪質は湯沢を凌ぎます。フリーラン派もオフピステ派も大いに楽しめますが、どのコースにも中斜面があること、コースが長いことからまったくの初心者ではきつそうだと思いました。
※この日の積雪量:245cm
※この日の板:OGASAKA 06-07 FC 157
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北斜面なのは知らなんだでした。
しかしまぁ、、、お客がほとんど写ってないですね。
でもそのおかげで斜面も荒れずに、快適カービングが楽しめそう^^
一度行ってみる価値ありますね。
(てか、コース写真見てたらすぐにでも滑りたくなるっす)
石打花岡の入り口写真と清津の入り口写真、
似てますね。
道路と民家と看板と。
北斜面というのは十日町市観光協会のサイトから
仕入れた情報なのですが、あらためて考えてみると
全体的に西斜面のような気もしますねぇ。
たぶんそれを分かっていてご指摘いただいたかと(汗
ここはゲレンデとしては悪くないのですが、
やはり関越道利用者にとってはアクセスがネックです。
塩沢石打ICから峠越えで40分程度かかりますから、
近くにでも住んでいない限りここまで足を伸ばす
メリットはあまりないかなというのが正直な感想です。
入口の写真は十日町側の入口で、
湯沢側からアクセスする場合は別に近道があるのですが、
そこが道幅が狭く険しい山道でおすすめできません。
でもそこを通らないとさらに遠回りを強いられるので
ジレンマです…。
いずれにせよその成り立ちなどが面白いスキー場なので
コレクターとしては行っておいて損はないと思いますよw