
3月6日(日)、石打花岡スキー場、なかさと清津スキー場(前編/後編)、Mt.グランビューに続いて訪問したこの日4ヶ所目のスキー場が「シャトー塩沢」です。
ゲレンデへは「一本杉ゲレンデ」と「吉里ゲレンデ」からアクセスできます。僕は上の看板の前を左折して一本杉ゲレンデを目指したのですが、ゲレンデは見えども駐車場が見つからず。周辺を行ったり来たりした末に「それ以外の選択肢はなさそうだ」という結論に至り、「シャトーテル一本杉」というホテルの裏にある駐車場に車を停めました。

そしてゲレンデに入りリフト券売場を探し回ったのですが、これまた見当たらず。

再び「それ以外の選択肢はなさそうだ」という結論に至りシャトーテル一本杉に引き返してみたところ、フロントでリフト券が販売されていました。くたびれた佇まいなから内装はきちんと手入れされており、ウェアにブーツ姿でズカズカと入って行くのは抵抗がありました。このスキー場、日帰り客は歓迎されていないのでしょうか(´・ω・`) でもフロントのおばちゃんは親切で好感が持てました。

7回券(1,500円)を購入。

では、Yahoo!のゲレンデマップを拝借させていただいてコース紹介をば。

【ハンスコース①】
最初からゲレンデ上部の画像ですが、吉里第4リフトからの眺め。最大37度、平均35度、210mの急斜面です。

【ハンスコース②】
ご覧の通りガラガラで独り占め状態でした。

【ハンスコース③】
リフトの支柱の角度が斜度の高さを物語っています。

【ハンスコース④】
コーストップからの眺め。

標高579mの山頂からの眺め。

【チャンピオンコース】
ハンスコースと起点と終点は同じ、でも大回りのチャンピオンコース。最大30度、平均22度、470m。このスキー場のコース名については様々な表記が混在しており、ここは「上級コース」という表記もあり。

【ダウンヒルコース①】
吉里第3リフト沿いを下る緩斜面。このコースについては、単に「吉里ゲレンデ」という表記もあり。


【ダウンヒルコース②】
吉里第3リフト乗り場と吉里第2リフト降り場の間はフラットなうえに相互通行になっていて、上から勢いをつけて滑り降りてきても漕がなくてはなりません。「ダウンヒルコース」とは名ばかりな感じ。

【ダウンヒルコース③】
吉里ゲレンデのメインバーン、約800mほどの緩斜面です。

【ダウンヒルコース④】
出だしだけこの通り斜度がありますが、あとはひたすら緩く雪質もかなり重いので、あっという間にブレーキがかかります。

右側の大きな建物がシャトーテル吉里です。宿泊施設ではありますが、こちらも前述のシャトーテル一本杉もレストランは一般客に開放されているようでした。

吉里第2リフト。4本あるこのスキー場のリフトは極端な古さこそ感じませんでしたが、速度は全体的にかなり低速。でもどのリフトでも係員は対応が良く、ファミリーで来ても安心できると思います。

【レルヒコース①】
さて、そろそろ帰るとしましょう。再びリフトを乗り継いで山頂に戻り、一本杉の駐車場に向かいます。同コース上部は適度な斜度があり、気持ちの良い林間コースになっていました。

【レルヒコース②】
途中から開け、一本杉第1リフトの降り場が見えてくると一本杉ゲレンデのメインバーンです。

【レルヒコース③】
吉里ゲレンデに比べると斜度があって、気持ちよくクルージングできる斜面でした。
僕が訪れたときは高校生のスキー教室が多かったのですが、それもそのはず、幅広の緩斜面が中心のスキー場でした。中急斜面もありますが、いずれも美味しいところはすぐに終わってしまい残りは緩斜面という構成がほとんどなので、中級者以上は物足りないと思います。
ただ、これだけ春の湿り雪となるとスケーティングを要求される場面も少なくなく、一本杉→吉里→一本杉と移動する場合には山頂からの幅が狭い林間コースを通らなければならないことからも、ボード初心者には向かないスキー場かも知れません。
※この日の積雪量:310cm
※この日の気温:1℃/0℃
※この日の板:OGASAKA 06-07 FC 157
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