しかし、その直後に発生した大震災により楽しかったことを振り返るモチベーションもなくなり、そのまますっかりフェイドアウトしてしまっていました。しかしながら、ここに来てようやく「書きたい」「伝えたい」という気持ちが湧いてきたので、今日から数回はそのときのレポートをお送り致します。僕の記事を読んで興味を持ってくださった方が、来シーズン以降、これらのゲレンデに足を運んでくれるよう願いつつ。
3月6日(日)、まず僕が訪れたのは新潟県湯沢エリアの「石打花岡スキー場」です。その名からも分かる通り石打丸山スキー場の近くにある、リフト1本だけの小さなゲレンデです。

国道17号線の「石打観光口」交差点から国道353号線に入って走ること数分、同スキー場の入口を示す看板が姿を見せます。石打丸山スキー場の「うわむら口」の反対側になります。奥手(画像では左手)にあるコカ・コーラの看板の書体が実に昭和ですね。

8:47到着。営業開始は午前9時です。日曜日だというのにお客さんの車は1台しか停まってません。まぁ、こういう「知る人ぞ知る」雰囲気が堪らないんですけど(笑)。

ゲレンデマップ。A~Dの4コース本描かれていますが、現在は3コースです。

ゲレンデベースより。これがこのスキー場のほぼ全貌です。


リフト券売場とリフト料金表。ペアリフト1本ですが、1日券が3,500円といい値段します。コースが3本ですから、僕は1回券300円を3枚購入。

すると意外にもハイテクリフト券で、パソコンで1回券3枚分のデータを入力して渡してくれました。確かデポジット1,000円だったかな?

【花岡山Bコース①】
リフトからの眺め。ホームページには「中央ゲレンデ」と記されています。なかなか気持ち良さそうなコースです。

左手に見えるのは石打丸山スキー場。

リフトから右後方を振り返って。いやもう、うっとりしちゃいます。

これもお気に入りの1枚。

【花岡山Bコース②】
上部からの眺め。

【花岡山Bコース③】
再びリフトから。空いているのもさることながら、横幅が広くフラットなので初心者には打ってつけだと思いますし、僕のようなロングターン好きにも嬉しいゲレンデだと思います、ってことを伝えたくて。

広さも長さも十分あって、悪くないでしょ?

【花岡山Aコース】
麓から見て右側のコース、上部からの眺め。ホームページには「ポールトレーニング(コース)」と記されています。Bコースと比べると出だしに斜度がありますが、後半はだいぶ斜度が緩みます。この撮影後、ポールを設置作業をしていました。

【南方山ウ回コース】
麓から見て左側のコース、上部からの眺め。迂回コースとのことですが、はっきり言ってBコースとそんなに難易度は変わりませんw

付帯施設はこんな感じ。
総評としては「滑ってみると、見た目ほどの斜度もしくは滑り応えを感じない」という、良いのか悪いのかよく分からない印象でした(苦笑)。朝一だったので雪質は全体的に硬めだったのですが、ポールコースの圧雪が甘くてゆるゆるだったのが残念でした。そして標高が低いので日が差すと雪はすぐに緩みます。でもファミリーゲレンデとしてはそれで良いと思います。
しかしながら1日券3,500円は相対的に見てかなり高いと言わざるを得ません。それだけに空いてはいましたが、コストパフォマンスという点では少々おすすめしにくいですね。ハシゴ用にはおすすめできますが(笑)。
※この日の積雪量:250cm
※この日の板:OGASAKA 06-07 FC 157
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