
♪人はぁぁぁ~ 哀しいぃぃ 哀しいものですねぇぇぇ~

ということで、神保町は「北かま」がある通りに1月18日(火)オープンしたばかりの「麺処 美空」さんです。店主さんは麺屋武蔵の「二天」「虎洞」で修行が経験あるとか。
…えぇっ?
「美空」と書いて「びくう」と読むんデスカ?!∑(゚ω゚ノ)ノビクゥ
取り乱しました、失礼。ということで店内はカウンター10席、先客1名、後客なし、食券制。なんでも生姜をフィーチャーしたらーめんが食べられるとの触れ込みだったので「味玉生姜らーめん」をチョイス、大盛が無料だというのでそれでお願いしました。至る部分に武蔵っぽさが感じられる店です。卓上調味料は七味、黒胡椒のペッパーミル。

味玉生姜らーめん(800円)+大盛(無料)

!
画像で見るとそうでもない感じですが、こりゃなかなかの生姜の量でございます。ソーセージと一緒に出てきた日にゃザワークラウト(キャベツの酢漬けね)と間違うこと請け合いですw

まずは生姜軍の侵攻を受ける前のしょうがないしょうがなくないスープから味見。すると穏やかな鶏白湯で、タレや油も控えめで優しい味わい。ほんのり甘く洋風っぽいテイストに武蔵っぽさを感じます。このままではちょっと物足りない気も。

プリッとした手もみ風の太ちぢれ麺。さすがに湯切りのときに「よいしょ、よいしょ!」とは言ってませんでしたな(・∀・)

そして生姜タワーを崩しての、生姜軍大勝利の図。
思ったほどスープは冷めずに済みました。そして店主さんと顔見知りらしい先客の女性が「辛い」とおっしゃってましたが、慣れればそれほどでないにしろ、それなりに辛くもあります。しかしひたすらジンジャーな味わいになるなぁ。化学反応しないなぁ…。
スープがあっさり系なだけに、味わいに意外な変化はありません。薬膳料理のようであります。あくまで個人的な感想ですが、穏やかならーめんに生姜が入っていること以上のプラスアルファがないというか、生姜の「量」以外は個性的でない印象です。
風邪っぴきで知り合いの店に食べに行ったら、気を利かせてくれた店のおばちゃんが「ほれっ、これ食べて早く元気になんなよ!」と生姜をたんまり乗せてくれた、そんな感じ(´Д`;)
これならむしろ覆麺のような「おいおい、コレやり過ぎだろ、しょっぺーよ」ってくらいのらーめんにドーンと入っていれば面白そうなんだけどなぁ、って言い過ぎですか…。

ハムっぽいチャーシュー。
生姜を半年分くらい摂取した気がしました。体が温まったような気もしましたが、一瞬でその温かみをさらっていくような清涼感も生姜ならではでしょうか。何しろ今注目を集めている素材ではあるので、もう一歩、二歩と踏み込んだ展開に期待したいところです。それもまた人生 by 美空ということで。ちなみに生姜は先週から別皿が可能になったそうで、券売機にそれ用のボタンがあります。
ちなみに近所の北かま、竜馬跡の○(まる)、伊峡、はと車、いずれもノーゲストでした。こういうのも激戦区というのでしょうか…(´・ω・`)
食べたもの 味玉生姜らーめん(800円)+大盛(無料)
訪問日時 2011/02/23(水)18:13
満足度 ★★★★★★☆☆☆☆
麺処 美空(2016年10月31日閉店、2017年2月6日に大田区池上6-6-8にて移転再開)
住所 東京都千代田区猿楽町1-3-6 原ビル1F
電話 03-3291-8141
営業 11:30~15:00/17:30~21:00
定休 日
駐車場 なし
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