
護国寺駅から徒歩数分、講談社や大塚警察署の並びにある有名店。かのラーメン職人・森住康二氏のお店であります。僕の携帯ナビは裏通りを示していたので惑わされましたが、入口は音羽通り沿いにあります。少し奥まっているので初めてだと分かりにくいですね。
オサレでちょいと格調高そうなBARっぽい店内に入るとびっくり( ゜∀゜)
高級な雰囲気と異様に広い厨房、磨き込まれてピカピカの数々の厨房機器類に圧倒されます。予備知識なしにこの店に連れて来られたら、まずラーメン屋だとは思わないでしょう。ホームページで見る以上に洒落ていて、ティッシュで鼻でも噛もうものなら大迷惑、そんな雰囲気です。
また、スタッフのひとつひとつの所作もお見事です。特に平ザルを使用しての湯切りの華麗なことと言ったら…!その一切無駄のない動きはありがちな「湯切りパフォーマンス」的ではなく、まさに職人芸といったところ。ホレボレします。

正油味 煮たまごらぁ麺(1,000円)


出されたらぁ麺もそれはそれは秀逸なものでした。語るだけ野暮だと思うので、画像から感じ取っていただければと。下手っぴな写真で申し訳ありませんが。
個人的には支那そばや本店@戸塚よりずっといい。CHABUYA JAPANは佐野JAPANを超えているんじゃないかと思いました。(←ツッコミはなしの方向で)
ホール担当のマスター風の男性のもてなしも素晴らしく、このサービスを受けてこのらぁ麺を食べて1,000円なら安いくらいだと感じました。都心でこのクオリティを維持してこの値段はむしろ立派かも。
「幅ったい」とか「ラーメンなんてもっと庶民的でいいんだ」という声ももちろんあると思います。確かに緊張するし落ち着きませんでしたけど、これはこれで一つの到達点のように思えて一種の清々しさを覚えました。
雰囲気作りに力を入れていてもらーめん屋としての軸はぶれていないというか、浮ついたところはないというか地に足がしっかり着いている感じだし、決して押し付けがましくないところに好感が持てましたね。
でもやっぱりお気楽に行ける雰囲気でもないので、頻繁に行きたいとも思わないですけど…。Tシャツ短パン姿なんかで食べに行った日には確実に浮きまくると思いますしw 記念日に食べに行くらーめん屋、そんな感じでしょうかw
いろいろな意見もありそうですが、「センスの塊」とでもいうか、一切の妥協も綻びも感じられない贅沢な一杯だったことは間違いありません。森住氏の「らぁ麺愛」みたいなものをヒシヒシと感じました。
「全てのお店で供される一杯のらぁ麺が、食べる人を幸せにし、元気づけられたら、それこそが『日本一、仕事をするらぁ麺職人』を目指す私たちの、喜びなのです」という氏の言葉に嘘はないなぁ、と。
そうそう、どうでもいいことですけどらーめん屋でお会計をしてレシートをもらったのは初めてだったかも…。それから森住氏ご本人をお見かけすることはありませんでした。
食べたもの 正油味 煮たまごらぁ麺(1,000円)
訪問日時 2009/10/22(木)18:01
満足度 ★★★★★★★★★☆
柳麺 ちゃぶ屋 本店
HP http://www.chabuya.com/
住所 東京都文京区音羽1-17-16 中銀音羽マンション101
電話 03-3945-3791
営業 11:30~15:00(創業当時の味)/18:00~21:00(2009年の味)
定休 火
駐車場 なし
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森住さんは表参道ヒルズのMISTにいらっしゃいます。
ふらわさんからすれば
ツッコミどころ満載のブログだと思いますが、
いつも読んでいただけているなんて感謝感謝です(人´∀`)
記事の通り、ちゃぶ屋には感銘を受けました。
まだまだまだまだ世の中には僕の知らない
ステキならーめん屋がたくさんあるのでしょうね。
MISTもいつか必ず行ってみたいと思います…!
めっさ食べたいっす(´¬`)
雰囲気も含めてめっさ旨いんで
ぜひ同行者さんと行ってみてくださいな(´∀`)