ということで、今までたくさんお世話になったBMW320i(E36/94年1月登録)とも明日でお別れです。最後に15年間の感謝の気持ちを込めて洗車をしました。

実家のクルマですから僕自身が運転する機会は滅多になかったのですが、僕にとっては思い出深いクルマです。
というのも、僕が高校2年生のときに実家のクルマを買い換えることになったのですが、そのとき僕が親に無理を言ってこのクルマを買わせた(買ってもらった)のです。
購入候補になっていたクルマの中では一番高価で予算オーバーだったと思いますし、少なくともそれまで国産車しか乗って来なかったわが家にとって、とても贅沢だったことは間違いありません。車体価格は425万円だったと思います。
でも高校生当時の路地裏少年は、BMWであり、このE36に夢中だったので「一生のお願い」を申し出、受理された次第であります(笑)。
あれからおよそ15年。16歳から31歳までの15年間。うちの親に言われて初めて気が付きましたが、いつの間にか自分の人生の半分を一緒に過ごしていたんですね。そりゃ、寂しいはずです。自分のクルマでも何でもありませんけど、このクルマとの別れがこんなに寂しいとは思いませんでした。

洗車を終えて実家へ戻しに行きます。

その後、最後のドライブということで親と葉山の「マーロウ」に行きました。プリンがとても有名なお店です。


僕はケーキもプリンも食べてしまいました。プリンは「エスプレッソのプリン」です。うーん、甘い。コーヒーが進みます。

親が食べていた「北海道フレッシュクリームプリンのあまおうイチゴソースがけ」。ここのプリンは大きくて食べ応えがあります。そしてプルンプルンです。

やっぱりかっこいい…。機能面で国産車に劣るようなところもなくはなかったけど、ドイツ車らしく質実剛健、そしてクルマとして明確なキャラクターを与えられた確かな一台でした。今でも本当にこのクルマを選んで良かったと思っています。15年経ってもその魅力は変わりません。
近所の買い物くらいにしか使っていなかったので走行距離はなんと3万km台。まだまだきれいだし元気に走るのでかわいそうなのですが、親の生活環境が変わり用途を満たさなくなるので泣く泣く手放すことになりました。
ちなみに次のクルマも僕が選びました。 犬が乗せられて雪道を走れるクルマです。そうです、ご想像のソレですw 明日、取りに行ってきます。
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そりゃさみしいですね、車も家族みたいな
もんです。私も前の車を手放した時は
まぁポッカリ穴があいたと言いますか。
そんなさみしさを感じる部分がありました。
しかし、距離を乗ってませんね。私の
車も2台所有していた事もあり、蛙号の
方は最初の車検時に2千キロでした・・・
でもねー、距離じゃないんですよねー。
次のご主人も大事にしてくれる方だと
いいですね。どこかで元気に走っていて
ほしいもんです。 by偽者ごっち
それを聞いてくださったご両親が、また男前すぎる♪
っつーか、次の車もw
親は雪道走らんと思うねんけどww
路地男くん甘いもの好きなん?
神戸の洋菓子は最高ッスよ!
あっ、俺のプレオ(昴)はそろそろ11万キロですよ( ̄~ ̄)マニュアル車なんですが4速に入れると時々変な音たてます。笑
「車=家族みたいなもの」。
僕もそれが言いたかったんです、さすがです。
買ったときの背景とか、
それに乗って誰かとどこかに行ったとか、
車があったからこそ語れる思い出やら、
車なしでは語れない思い出やらが山ほどあるわけで。
最後に洗車をしたのも、綺麗にすることで
少しでも良いところに嫁いで欲しいという
せめてもの思いだったりします。
しかし、そんなふうにクルマに愛着を持てるって
幸せなことですよね(´ー`)
>リスさん
運転はできない歳でしたが「車=家族」ですからね、
家族会議で決定するわけです。
それにクルマ好きとしては家のクルマが何かというのは
とても重要なことなのです、ハイ。
その前から家のクルマを洗車してたことなどもあり
発言力もあったのかも知れませんです。
ちなみに意外にも雪道を走る生活になるらしいです。
雪道走らないのに四駆買わせるほど親不孝ではありませんw
神戸の洋菓子…。
アンリシャルパンティエとかなら知っとる(´∀`)/
甘い物も甘いトークも好きですw
>寺沢クン
先代エクストレイルは個人的に
すごく欲しい時期がありました。
でも還暦過ぎている親に乗らせるには
ちょっとかわいそうかな(^^;
軽で11万kmはすげぇ。
てかスバル乗りなの!?
身の回りのスバル率、高過ぎだわ(゜∀゜;)
でもそっか、寺沢クンはお膝元だもんね。
なお、スバル乗りには変人が多い。
僕の中ではそういうことになっていますw
なんか車が変わるときってうれしいような寂しいような気持ちになりますよね。
久しぶりに実家に帰ったときに、僕が実家にいたころにあった車がなくなって新しい車になっていたときなんかさびしい気持ちになったことがあります。
実家の旧MyRoomが物置みたいになってたときもショックでしたが。。(^^
そうなんですよね。
昨日もうれしいような寂しいような
複雑な気持ちになりました。
やっぱりクルマって
単なる「モノ」とか「機械」ではなくって
家族の一員なんですね。
ペットに似ているかも?
子供の頃はクルマに限らず新しければ
新しいほどうれしかったものですが、
古いものに感情移入するとは
いよいよ歳をとった証拠ですかね(^^;
なお、わが実家のMyRoomも
部屋ごと衣装ケースを化してます。
基本ですww