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    ノンジャンル系日記ブログだったはずが、今やほとんどラーメンブログ。何かの参考になることがあれば幸いです。横浜南部&東京都心メイン。
    「女と男」@朝日新聞連載より
    僕ですね、たまに気になった新聞記事を切り抜いては時間があるときに読み返しているんです。

    その中から今日は朝日新聞2008年3月26日朝刊生活面の記事を紹介します。ある大学教授が現代の男女関係について語った記事なのですが、なかなか面白いのでぜひ読んでみてください。

     男女関係がすごく退行しているなあ、年齢を問わず社会性がなくなった。(略)とにかく結婚に縛られている。しかも理想の結婚形態は一つしかないと思うから達成できないとストレスがたまって別れちゃう。結婚なんていろんなバリエーションがある。親族とのつきあいや経済的な関係も、無限に多様でいいはずだし、愛なんかちょっとあればいい。
     いまの人が男女関係で苦しんでいるのは愛情の欠如じゃなくて、相互の敬意の欠如ではないですか。だんなの愛情がなくなったって?なくなったのは敬意なんです。
     恋愛の初期にあって、その後、急速にしぼんでいくのは社会的人格に対するリスペクト。鉄道マニアであるとか、天文学が好きとか、自分とは違う社会観や趣味、嗜好に対して「くだらない」となる。いくらほかのところでベタベタ仲よくても、それを言っちゃ、おかしい。
     なんでこの人にはこんなこだわりがあるんだろうと、あふれる好奇心と敬意をもって見つめる。理解できないけれど、いつも一緒にいたくて抱きしめたくなる。なぜか。自分の中にあるブラックホールと対応しているからですよ。
     肝心なのは人間関係を理解と共感の上につくっていけないということ。つくろうとするから、みんなすぐ離婚しちゃう。

     例えば結婚して5年、まじまじと横顔を見たら、何を考えているか分からない男がいた。「こりゃエイリアン(異星人)だ」って、ゾゾッとするわけ。それがおかしい。異物と暮らしているにきまっているんだから。人間は一皮むいたらエイリアン。その一皮のおかげで社会生活を営んでいられる。
     そんな何考えているんだかわからない不気味な生き物と暮らせてすごいと、共生できる能力に感動すべきなんです。ぴたり理解して生活できるのが愛だと勘違いしているから、ちょっとでも異物だと感じると、我慢できなくなる。幻である「100%の理解」が成立する関係を求めてしまう。
     つきあうほどに底知れぬわからない人だと互いに見えてくる。1日、1週間、1年とつきあっていくほどに、理解できる部分より理解できない部分のほうが多いことに気づいていく。それこそが人間関係の一番深いところじゃないですか。金婚式まできたけどわからなかった、じゃ、別れようって、論理的に逆ですよ。
     ずっと一緒にいるから言葉なんかいらないと思ったら、ダメですよ。どんどん言葉が増えてくるはず。これまで使ったことがないような語彙で語りかけないと。相手のことをわかっているとたかをくくっちゃうのが一番怖いんです。
     「あなたの言いたいことはよくわかったわ」っていうのは別れのときのセリフでしょ。だから、わかっちゃいけないんです。女と男を漢字1文字で表せば「謎」。ミステリーは大事だよ。



    語り手は神戸女学院大学教授の内田樹さん。

    いや、もうね、耳が痛いというか、思いっきり身に覚えがあるというか。それでいて目からウロコであり、痛快であり。「人間関係を理解と共感の上につくらないこと」なんて、この人、天才なんじゃないかと。え?当然そういうものですか?そう思えるあなたはすごいですよ。

    つきあいが長くなればなるほど、理解できない部分が増えることを受け入れる。理解できないところが増えれば増えるほど相手に敬意を払う。リスペクトする。

    うーむ、敬意か。



    敬意って、何かね?(by 菅原文太)



    しかし、敬意の上に成り立つ人間関係というのは尊いものではあれど、心がけ一つで成立させられることでもないよねぇ。それに相手はエイリアンだと思いつつ、無関心になってもいけないわけだ。そして、わかっちゃいけないけど、敬意は持たなければならない…。

    あー、もう!!ε=ヽ(`Д´)ノ=3   

    どうしたら敬意を持てるのか考え出したら頭から煙が出そうになったから、やめにしとこうね(´・ω・`)ショボーン つべこべ言わずに相手を尊重しなさいってことですね。
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