看板の照明が消えていたのでもう閉店なのかと思いながら恐る恐る扉を開けたものの、まだ閉店ではない様子。先客6名、後客1名。前回ほどには賑わっておらず「新店効果もひと段落かなぁ」なんて思いながら入店したら、「すみません!」とお客さんが店員を呼ぶ声。
店員「スープ割りですか?」
客「いえ、スープにゴミが…」
…のっけから波乱含みの展開。お客さんはほぼ食べ終わっていたようで、全額返金していました。
スタッフの左門豊作風の男性は兄弟だったんですね。この日はその兄弟とお母さん(?)とバイトの男の子の4人体制でした。

塩らーめん(650円)
20:44提供。出されたらーめんをデジカメで撮影していたら、店員のおばちゃんが「チャーシューが薄すぎたので…」と別皿で厚めのチャーシューを2枚持ってきました。言われてみれば最初に入っていたチャーシューは薄くて小さいね。
でもこれってどうなの?まさか僕が写真撮っているのを見て「あのチャーシューがデフォルトだとブログで宣伝されたら困る」と思ったわけでもないだろうけど、0.5枚相当だったチャーシューが一気に3枚にもなると、どういう段取りでこういうことになったのか疑問に思ってしまいます、とまで考えてしまうのはひねくれ過ぎですかね…。
しかも追加で出てきた方をパクッと食べたら「ガキッ☆」と鈍い音が。骨付きでした。
少しチャーシューの話題から離れましょう。この「塩らーめん」は鶏と煮干しのスープで「ガッツリ系の塩」を目指したと渡辺樹庵氏が言っていたような記憶があったので、濃厚でしょっぱいものを想像していました。
しかし、ダシはそれなりにコッテリはしているけれど「ガッツリ」というイメージには程遠く、タレの濃さも含めてそれほど強いインパクトやオリジナリティは感じられませんでした。裏を返せば「万人向け」と言えるかも知れません。スープには白ゴマが振られていました。
麺は醤油とは違う平打ち麺で、これはかなり好み。旨い。
しかし、食料品の原価が高い昨今とは言え650円にしては具がショボい。メンマは3切れ、あとはチャーシューとネギだけ。塩の場合、ビジュアル的にも青菜が欲しいところ。
あと最後まで水が出てこなかったですね。忘れることは誰にでもあることだし、頼んでも出してくれなかったってわけではないから、目くじら立てるほどのことではないんだけど。冒頭のゴミの件と合わせて、まぁしょうがないな、次から気をつけてくれよ、ってくらいなもので。
でもね、「ごちそうさま」と言って僕が顔を上げたら左門の片割れが腕組みをして厨房機器に腰掛けるように寄りかかっていたのは別。客の目の前でのこういう態度は味以前の問題でしょ。いくら旨いものを出していてもすべて台無しですよ。
この腕組み事件が、ゴミの件、チャーシューの件、水の件のよろしくない印象を加速させた感じ。「しばらく行かないだろうけど頑張って精進してくださいね」としか言いようがなし。
食べたもの 塩らーめん(650円)
食べた日 2008年2月14日
満足度 ★★★★★☆☆☆☆☆
麺匠 るい斗
住所 神奈川県横浜市港南区下永谷5-1-21
電話 045-822-3392
営業 11:00~14:30/17:00~21:00
定休 火
駐車場 あり
レポート歴
2008/02/20 塩らーめん
2008/02/08 味玉醤油らーめん
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