
鎌倉は小町通りと若宮大路を結ぶ路地沿いにある老舗中華料理店。鳩サブレーの豊島屋本店の近くです。この道半世紀以上であろうことは間違いない腰が曲がった老店主と奥さん、その息子さんで経営されています。
店内はカウンター5席+テーブル2卓4席。行列していることも多いのですがタイミング良く待ちはなく、先客7名、後客6名。
ここは料理の注文方法に暗黙のルールが存在することで有名なお店です。そのルールとは…、
■「ご注文は?」「何にしますか?」と訊かれるまでは黙って待つ。
■注文はメニュー名ではなく、番号で注文する。
この2点です。ですからこちらが席に着こうとも、これらの掟を破った日には大正生まれの店主が激怒し店内の空気が凍り付くので気をつけるべし、お冷を出してもらえなかろうが何しようがひたすらじっと待つべし。
…というのが、だいたいのこの店の口コミに添付される重要事項説明書だったりします。すごい店でしょ?
僕のときは着席から1〜2分で店主の息子さんに「何にしますか?」と訊かれましたので「1番と23番」と答えました。ラーメンとギョウザです。すると「ラーメンとギョウザですね」と復唱されました。
実はラーメンとギョウザだけはなぜかメニュー名でコールしても良いことになっているので、常連さんは「10番と20番とギョウザ2枚」みたいな注文の仕方をします。
もちろんこんなのは大半がネット上で知った情報で、そういう意味では本当にいい時代になりましたよねぇ(´・ω・`) そんなこんなで他のお客さんも従順に掟を守り、平和な時間が流れていたその時でした…。
なんと後からやって来た何も知らない中年男女が席に着くなり「すみません!」と声かけるではありませんか!おいおい、KY、KY!!
しかし、そんな僕の心の叫びが届くはずもなく「ギョウザとビールと…」と大きな声で頼み始めたもんだからたまったもんじゃありません!!
アワワヽ('Д`;;'Д`)丿アワワ、こりゃ一気に修羅場にぃ〜(;>ω<)/
なりませんでした(笑)。
マッタク焦ったじゃまいかぁぁぁヽ(`Д´)ノ

ラーメン(600円)

澄んだスープは食べ進めるにつれ徐々に旨味を増すもの。勝手に鶏ガラメインなものをイメージしていましたが、むしろ豚や野菜の旨味との調和を感じます。醤油ダレも薄からず濃からず、結構なさじ加減です。

麺もこの系統のスープに対しては少々太めに感じるもの。僕の感覚的には「中細」と「中太」の中間くらいです。このスープにこの太さではスープとの相性がどうかと思いましたが、これまた意外にもよく絡みます。さすがです。

具ではもも肉のチャーシューがとてもよく味が染みていて旨かったなぁ。このあたりはさすが中華料理屋です。そしてメンマもサクサクとしていて上品な仕上がりです。
前置きばかりが長くなりましたが、平凡な見た目に真摯な作り込みが隠されているそんな一杯に感じました。トータルのボリュームこそ控えめですが、満足度はなかなかでございましたよ。

ギョウザ(500円)
こちらも適度にニンニクが効いていて旨かったです。ちなみに僕がいる間厨房の老夫婦はひと言も言葉を発さず、黙々と作業に専念されていましたです。
食べたもの ラーメン(600円)+ギョウザ(500円)
訪問日時 2009/07/20(祝)13:04
満足度 ★★★★★★☆☆☆☆
鎌倉赤坂飯店
住所 神奈川県鎌倉市小町2-11-12
電話 非公開
営業 12:00〜15:00
定休 火
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
