一に【野球】、二に【らーめん】、三四が【スノーボード】で、五に【クルマ】!神奈川県  横浜市発、自称・日本一几帳面なO型男のなんでもあり日刊ブログ。別名「路地裏」。
ポルシェ930は僕らにいろんなことを教えてくれる(4)
ポルシェ930は僕らにいろんなことを教えてくれる(1)
ポルシェ930は僕らにいろんなことを教えてくれる(2)
ポルシェ930は僕らにいろんなことを教えてくれる(3)

自分でもどうやってまとめたらいいか分からなくなりつつあるこのシリーズの第4回。果たして誰か読んでくれているのか、かなり疑問です(苦笑)。

で、今日はまず930のシフトのお話を。

ポルシェ911(930)センターコンソール
まず、ロードスターのクイックなシフトに慣れていると、930のシフトストロークの長さに驚きます。ロードスターは手首の動きだけで「カコンカコン」と決まりますが、930はトラックみたいに「ガッコンガッコン」と腕全体を使った大きな動作でシフトチェンジしなければなりません。

最初の頃はこのシフトストロークの異様な長さが僕の思う「スポーツカーらしさ」に大いに反していてすごく嫌でした。このクルマの大源流がVWビートルにあることを感じさせる最たる部分であります。まぁ、慣れるにつれて何とも思わなくなりましたけど。むしろ、ロードスターやMR-2やビートあたりが特別にクイックなんだと思えばね。

ポルシェ911(930)シフトノブ
あとはリバース(R)ギアが左上にあるこのシフトパターンにも戸惑いました。これはポルシェ以外の輸入車にも多々見られる珍しくないパターンではありますが、大抵リバースが右下にある国産車のパターンに慣れていると、1速に入れて前進しようとしたときに勢い余ってリバースに入れてしまい、予想外にいきなり後退を始めてびっくり!なんてマヌケなことも何度かありました。

納車日など後続車がいる坂道発進でこれをやってしまい、周りの車を恐怖の坩堝に巻き込みました(苦笑)。「乗れていないポルシェ」ほど恥ずかしいものもありません。でもこのシフトパターンって良くないと思うんだけどなぁ…。

ポルシェ911(930)ステアリング
さぁ、クラッチを切ってシフトを操作したらステアリングの出番です。930のステアリングはパワーアシストがないいわゆる「重ステ」ですが、レイアウトがリアエンジンリアドライブ(RR)で前方には重量物がないので乗るまでは「大して重くないだろう」とタカをくくっていました。

実は僕、930以前にもRRのクルマに乗っていたことがあるのですが、それはノンパワーの重ステでも片手でクルクルと回せました。もっともそれはスズキのセルボという2サイクルの軽自動車だったので、車重は930の6割くらいの軽さ、かつタイヤもだいぶ細かったですが。

とは言え「まぁ、似たようなもんだろう」と思っていた僕の予想は見事にハズレ。僕自身そこそこ腕力はある方だと思うのですが、930のステアリングはかなり重いです。前の方の記事で僕が中学生の頃、通学路を930で走って行くおばちゃんがいたと書きましたが、あのおばちゃん、本当によく運転していたと思います。昔乗った友人のワンダーシビック(もちろんレイアウトはFF)の重ステも重かったけど、こっちの方が重いかも。

でもどうしようもない重さではないし、ある程度スピードが乗ると逆に重い方が安定するというか安心感がありますけどね。かと言って細い道でいきなり子供が飛び出して来たりしたら避け切れる自信はありません。

そういうことであらゆるものが重厚というか、重いというか、鈍重というか…。僕が勝手に抱いていた「軽快なスポーツカー」というイメージは覆されてばかりなのでした。