一に【野球】、二に【らーめん】、三四が【スノーボード】で、五に【クルマ】!神奈川県  横浜市発、自称・日本一几帳面なO型男のなんでもあり日刊ブログ。別名「路地裏」。
巨人、クライマックスシリーズ敗退を考える
僕がよく訪問するブログにもコメントしましたが、僕自身、「悔しくない」というのが実感です。おかしな言い方かも知れませんが、いろいろな面でこれで良かったのかも知れないとすら思っています。

ひとつにはパだけでなくセでもこういう結果が出たことで、試合間隔が開いたチームの方が不利であり、試合間隔が開くことで得られる恩恵はない、そういうことがあらためてハッキリしたように思います。レギュラーシーズンの対戦成績が五分のチーム同士が対戦して、これだけ一方的な展開になるのですからね。巨人打線の振りの鈍さはまるでオープン戦を見ているようでした。もちろんそれ以外にも課題は見えましたが。

そして何よりわれわれジャイアンツファンはレギュラーシーズン終盤に本当に素晴らしい試合の数々を見せてもらいました。今年はもうあれで十分です。セ・パ6チームが出場し、最大15試合の短期決戦で決まる日本一より、リーグ優勝の方がずっと値打ちがあるのではないでしょうか。

巨人も中日も阪神もそれを分かっていたからこそあれだけ必死になって戦ったのであって、みんながCS出場狙いだったら阪神の10連勝も、巨人の劇的な戦いぶりも生まれなかったと思います。日本シリーズ出場が目的であれば、リーグ優勝より2位通過の方が有利ですからね。

そういう意味で現在のプレーオフ制度はやはり日程が課題で、それが日本シリーズの存在意義をも揺るがしています。

しかしながら朝日新聞のスポーツ編集委員の西村欣也氏は紙面で、

「実戦から遠ざかる14日間のブランクがあった。その間、巨人は何をしていたのか。12日には都内のホテルに1500人を集めてリーグ優勝祝賀会を行った。5年ぶりのリーグ優勝の余韻に浸ってはいなかったか。原監督が「我々は挑戦者」と言い続けても、緩んだタガは簡単には戻らなかった」


とし、最後には「CS優勝チームをリーグ優勝とする方が自然だと思う」と締めています。

しかし果たしてそうでしょうか。どれだけ密度が濃かろうと練習だけで実戦感覚を補い、保てるのであればオープン戦など必要ないということになりかねません。それに優勝したんだから祝賀会くらいするでしょうに…。

しかも、一般的にこれだけ声高に指摘されている日程の問題をクリアしないままに、レギュラーシーズン90勝のチームが70勝のチームにCSで敗れるようなことがあっても「自然だと思う」のでしょうか。この西村氏の「自然」の感覚は僕にはきわめて不自然に映ります。

また、別の記者は、

「シーズンの上位チームにあらかじめ1勝を与える「アドバンテージ制」に強く反発したのは、皮肉にも巨人だった。(中略)今、その1勝が遠い」


と、セのプレーオフ制度導入時のエピソードを引き合いにして1勝のアドバンテージ制に言及していますが、ではあの分かりにくいアドバンテージ制にしても肯定できる代物だったでしょうか。

僕はどうも賛成できません。これを採用すると第2ステージの5試合は1位通過チームの負け越し(2勝3敗、1勝2敗2分など)でも1位通過チームの優勝となるのです。プレーオフを行う以上、これはその存在意義を揺るがずものではないでしょうか。

こういうことはよく議論すべきことであって、思い付きで記事にしてもらいたくないところです。なんでも逆説を唱えれば良いというものではないですしね。

と、気がつけば新聞記事への反論になってしまいましたが、そういう考えもあって個人的には今シーズンはリーグ優勝で十分満足しているのですが、プレーオフ制度の良し悪し、功罪も含めて皆さんはいかがお考えでしょうか。
松坂頑張れ!
WBCより頑張れ!(笑)



【編集後記】
結局5回6安打2失点。何とか試合は作ったもののローテの谷間投手のような結果で、どう評価して良いものか…。もう1イニング投げていたらかなりの可能性で逆転を許していたと思わざるを得ません。

しかし、これでひとまずワールドシリーズ進出ですね。この時期になってからの大きな修正は期待しにくいとは思いますが、何とか彼本来の投球を取り戻し、披露して欲しいものです。