(昨日のつづき)
ゲレンデ上部は緩斜面なので、まずは直滑降で降りて行きます。地面のプラスティックが水で濡れている部分に差しかかると、板はそれなりに滑ります。滑りを良くするためにソールに油を塗った方が良いという情報も見かけましたが、そこまでしなくても十分滑ります。
ここまでは良いのですが、さぁ、そろそろ向きを変えようと思っても板がまったく曲がって行きません!
★グラスボードの特徴(1)
「エッジがかかりにくいので、なかなか曲がらない」
それでも無理矢理「えいや〜!」とフロントサイドのエッジに乗ったら、一気にエッジがかかり右方向へ。
★グラスボードの特徴(2)
「エッジがかかるときは突然に、そして一気にかかる」
今度は左方向へターンをするためにバックサイドターン。しかしバックサイドはもっと噛みにくく、まったく曲がる気配がありません。超アンダーステアのクルマか、ハンドルが壊れたクルマか、って感じ。
それでも無理矢理「えいや〜!」とバックサイドのエッジに乗ったら乗れた!
…と思ったらそのまま思いっきり背中側にコケた!
★グラスボードの特徴(3)
「いったんかかったエッジは、グリップ力(ホールド力)が尋常でない」
★グラスボードの特徴(4)
「ゆえにエッジコントロールが非常にシビア」
ゆえにロングターンでエッジに乗り続ける=つまりカービングターンは現状では不可能です!
そういうことであればドリフトターンで、と思ったのですが、とにかくターンのきっかけがつかみにくいので、ドリフトターンにもなかなか持ち込めません。持ち込んだとしても斜滑降の途中で不意にどちらかのエッジがかかったら立て直すのは非常に困難というか、ほぼ絶望的!そのフィーリングを強いて雪のゲレンデに例えると、アイスバーンでの滑走に近いでしょうか。
正直、それほど難しくないだろうとタカをくくっていましたが、実際にはかなり難しいぞ、グラスボード!
★グラスボードの特徴(5)
「スノーボードよりさらに難しい」
そしてコケると確かに痛い!硬いプラスティックに叩き付けられるのですから当たり前ですが…。
★グラスボードの特徴(6)
「スノーボードよりさらに痛い」
1〜3本目は相当苦労して、コケまくりました。曲がれないし、曲がったら曲がったで1ターンごとにコケる感じです。「ターンが怖い」。スノーボードで久々に味わう挫折感と恐怖感です。「なんでみんな滑れるんだろう…」と初心者のような心境です。
しかし、hiroさんは連続ミドルターンが決まるようになってきました!うっ、上手い!このゲレンデでターン弧が均一なミドルターンを決めるのは相当難しいことです。
でも僕も負けていられません。ここまでの3本で学んだことは上記6点とあわせて、
★グラスボードの特徴(7)
「ターンのきっかけをつかむには、大げさなほど板の前に乗る(谷落としをする)」
★グラスボードの特徴(8)
「フロントからバック、バックからフロントへの切り替えはジャンプをして反対側のエッジに乗るとスムーズに行く」
★グラスボードの特徴(9)
「ロングターン、ミドルターンの横への動きはエッジが噛みやすくなるので危険」
の3点。
あっ、これってショートターンの要素だ。そう思ってチャレンジした4本目でショートターンに挑んだところ、やはり来ましたよ!
ロングターン、ミドルターンはまったく勝手が違いましたが、不思議なものでショートターンだけは雪の上とほぼ同じ感覚で決まる!おっ、ちょっと気持ちいいかも!
…よし、そろそろ止まるか。しかし、上述の通りエッジコントロールがシビアなグラスボードは、
★グラスボードの特徴(10)
「停止動作ももちろんシビア」
ということで、急制動は利かないのでいつもの感覚で連続ターンから「キュッ!」と止まろうと思うと、バランスを崩してお尻かお腹かで「ズザーッ!」とゲレンデ下部まで滑り落ちていくハメになります。このとき半袖・半ズボンだったりすると悲惨なことになりかねないので、完全武装をおすすめします。
「ボードは急に止まれない」。雪上でも言われることですが、人工芝の上ではなおさらです。大多数のスキーヤー達もそれを十分に理解しているようで、ボーダーの僕らが滑り始めようとすると明らかに避けられます。実際に止まれないので有難いといえば有難いのですが、どこかのけ者にされているというか、腫れ物扱いされているというか、かなりの疎外感を感じずにはいられません。一人で滑るのは心細いですね。
あと、リフト券は3時間2,000円ですが、3時間も滑れば十分です。というかそんなに滑れません。スノーボードなら丸1日滑ってもへっちゃらな僕ですが、グラスボードはゲレンデが硬いのでかなり下半身に堪えます…。
そして肝心の「グラスボードはスノーボードのオフトレになりうるのか」という点ですが、これは少々微妙ながら、エッジ感覚はかなり養われる気がします。グラスでミドル〜ロングターンを決められるなら、雪上ではしっかりエッジに乗った理想的なカービングターンを描けることでしょう。
それより何より、雪のないスキー場はやたら遠く感じる!冬は楽勝な片道200km超の道のりですが、今回はおそろしく長く感じました。やはり雪の魅力は絶大なんですね。どうやらグラスボードはひと夏に1回程度で良さそうだと思ったのでした。
意外とエッジが立っていますね
谷落としをして
素早くエッジを切り替えます
反対側のエッジに乗りました
右腕の位置が高いのは悪い癖です
視線が近いですね
スピードが乗ればこのくらい倒せます
(画像提供、ありがとうございます!>hiroさん)
ゲレンデ上部は緩斜面なので、まずは直滑降で降りて行きます。地面のプラスティックが水で濡れている部分に差しかかると、板はそれなりに滑ります。滑りを良くするためにソールに油を塗った方が良いという情報も見かけましたが、そこまでしなくても十分滑ります。
ここまでは良いのですが、さぁ、そろそろ向きを変えようと思っても板がまったく曲がって行きません!
★グラスボードの特徴(1)
「エッジがかかりにくいので、なかなか曲がらない」
それでも無理矢理「えいや〜!」とフロントサイドのエッジに乗ったら、一気にエッジがかかり右方向へ。
★グラスボードの特徴(2)
「エッジがかかるときは突然に、そして一気にかかる」
今度は左方向へターンをするためにバックサイドターン。しかしバックサイドはもっと噛みにくく、まったく曲がる気配がありません。超アンダーステアのクルマか、ハンドルが壊れたクルマか、って感じ。
それでも無理矢理「えいや〜!」とバックサイドのエッジに乗ったら乗れた!
…と思ったらそのまま思いっきり背中側にコケた!
★グラスボードの特徴(3)
「いったんかかったエッジは、グリップ力(ホールド力)が尋常でない」
★グラスボードの特徴(4)
「ゆえにエッジコントロールが非常にシビア」
ゆえにロングターンでエッジに乗り続ける=つまりカービングターンは現状では不可能です!
そういうことであればドリフトターンで、と思ったのですが、とにかくターンのきっかけがつかみにくいので、ドリフトターンにもなかなか持ち込めません。持ち込んだとしても斜滑降の途中で不意にどちらかのエッジがかかったら立て直すのは非常に困難というか、ほぼ絶望的!そのフィーリングを強いて雪のゲレンデに例えると、アイスバーンでの滑走に近いでしょうか。
正直、それほど難しくないだろうとタカをくくっていましたが、実際にはかなり難しいぞ、グラスボード!
★グラスボードの特徴(5)
「スノーボードよりさらに難しい」
そしてコケると確かに痛い!硬いプラスティックに叩き付けられるのですから当たり前ですが…。
★グラスボードの特徴(6)
「スノーボードよりさらに痛い」
1〜3本目は相当苦労して、コケまくりました。曲がれないし、曲がったら曲がったで1ターンごとにコケる感じです。「ターンが怖い」。スノーボードで久々に味わう挫折感と恐怖感です。「なんでみんな滑れるんだろう…」と初心者のような心境です。
しかし、hiroさんは連続ミドルターンが決まるようになってきました!うっ、上手い!このゲレンデでターン弧が均一なミドルターンを決めるのは相当難しいことです。
でも僕も負けていられません。ここまでの3本で学んだことは上記6点とあわせて、
★グラスボードの特徴(7)
「ターンのきっかけをつかむには、大げさなほど板の前に乗る(谷落としをする)」
★グラスボードの特徴(8)
「フロントからバック、バックからフロントへの切り替えはジャンプをして反対側のエッジに乗るとスムーズに行く」
★グラスボードの特徴(9)
「ロングターン、ミドルターンの横への動きはエッジが噛みやすくなるので危険」
の3点。
あっ、これってショートターンの要素だ。そう思ってチャレンジした4本目でショートターンに挑んだところ、やはり来ましたよ!
ロングターン、ミドルターンはまったく勝手が違いましたが、不思議なものでショートターンだけは雪の上とほぼ同じ感覚で決まる!おっ、ちょっと気持ちいいかも!
…よし、そろそろ止まるか。しかし、上述の通りエッジコントロールがシビアなグラスボードは、
★グラスボードの特徴(10)
「停止動作ももちろんシビア」
ということで、急制動は利かないのでいつもの感覚で連続ターンから「キュッ!」と止まろうと思うと、バランスを崩してお尻かお腹かで「ズザーッ!」とゲレンデ下部まで滑り落ちていくハメになります。このとき半袖・半ズボンだったりすると悲惨なことになりかねないので、完全武装をおすすめします。
「ボードは急に止まれない」。雪上でも言われることですが、人工芝の上ではなおさらです。大多数のスキーヤー達もそれを十分に理解しているようで、ボーダーの僕らが滑り始めようとすると明らかに避けられます。実際に止まれないので有難いといえば有難いのですが、どこかのけ者にされているというか、腫れ物扱いされているというか、かなりの疎外感を感じずにはいられません。一人で滑るのは心細いですね。
あと、リフト券は3時間2,000円ですが、3時間も滑れば十分です。というかそんなに滑れません。スノーボードなら丸1日滑ってもへっちゃらな僕ですが、グラスボードはゲレンデが硬いのでかなり下半身に堪えます…。
そして肝心の「グラスボードはスノーボードのオフトレになりうるのか」という点ですが、これは少々微妙ながら、エッジ感覚はかなり養われる気がします。グラスでミドル〜ロングターンを決められるなら、雪上ではしっかりエッジに乗った理想的なカービングターンを描けることでしょう。
それより何より、雪のないスキー場はやたら遠く感じる!冬は楽勝な片道200km超の道のりですが、今回はおそろしく長く感じました。やはり雪の魅力は絶大なんですね。どうやらグラスボードはひと夏に1回程度で良さそうだと思ったのでした。
意外とエッジが立っていますね
谷落としをして
素早くエッジを切り替えます
反対側のエッジに乗りました
右腕の位置が高いのは悪い癖です
視線が近いですね
スピードが乗ればこのくらい倒せます(画像提供、ありがとうございます!>hiroさん)
