一に【野球】、二に【らーめん】、三四が【スノーボード】で、五に【クルマ】!神奈川県  横浜市発、自称・日本一几帳面なO型男のなんでもあり日刊ブログ。別名「路地裏」。
一庶民の中古ポルシェ911(930型)購入記(入門編)
7月20日のブログで気になるポルシェ911(930型)があることを書きましたが、その翌日、草野球の試合が雨で中止になったので実際にクルマを見に行くことにしました!

お供いただくのは輸入中古車に一家言ある(?)Sくん。当日の朝、それも9時前にいきなり連絡をしたのに二つ返事でOKしてくれました。感謝!

野郎二人で真っ赤なロードスターに乗ってS県内のアル○ナ専門店にお昼過ぎに到着すると、お目当ての930はこのお店では「よそ者」であるハズなのに結構目立つ場所に飾ってありました。早速挨拶をして見せてもらうことに。

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1988年式 検19年11月 64,000km 5MT D車 ツーオーナー 価格応談

プライスボードはやはり「ASK」。電話で問い合わせたときには「338万円で考えている」と言われましたが、あえて営業マンに何も知らないふりをして「ASKになってますけど、いくらなんですか?」と尋ねたところ、「358万円」の答え。ひと声20万ですかい!

そこで「電話で338って聞いたんだけど」と切り出すと営業マンは少し慌てた様子で、「そのときは電話に出た者が店長に相談して決裁が下りたんだと思います」と話しておりました。

その「極上車」という触れ込みの一台を見てみると、初めて間近で見る930ながら20年近く前のクルマとしては確かに程度は良さそう。グランプリホワイトのボディに黒の内装は僕の好きな組み合わせです。ただ、内装のステアリングやシフトノブやシートなど、手で触れる部分は走行6.4万kmにしてはずいぶんくたびれています。これって…。ちなみに僕のロードスターは18年落ちで10万km超ですが、内装はピッカピカです。

やはりポルシェに限らず旧車は距離よりも程度が大事ですね。

引き続き他のお店も見て回る予定でしたが、参考までに話だけは聞いておこうと思い、Sくんと共に商談のテーブルに着きました。店長さんとのざっくばらんな話し合いの中で希望条件について尋ねられたので、事前の電話でも伝えた通り「300なら考える」と答えたのですが、お店側の最終的な提示は「320」。

こちらも冷やかし半分だったので「考えさせてください」と告げて帰ろうとすると、お店側もなぜか売り込みに熱心で「ロードスターを30万円で下取ります」と来ました。このロードスター、買取店で査定しても二束三文にしかならないはずなので、好条件と言えば好条件。しかし、最初から「ロードスターを下取りに出す気はぬゎい!」と言っているんだけどなぁ…。

そういうことで最終的にこの「白ガエル」の印象は、走行距離と内装のヤレ具合が一致しないように感じたこと、前オーナーに関する情報が営業マンと店長とで食い違っていたこと、段階的に値下げをされたことなどなどで、期待していたほど良いものではなくなってしまいました。

そして何より、自分の中でこの個体に対してピンと来るものがありませんでした。僕が中古車を選ぶときはこの「ひらめき」のようなものを大切にしているのですが、この白ガエルくんは僕を呼んでいませんでしたし、目が生きていませんでした。

同行してくれたSくんも同じことを感じていたようで、曰く「お休みしちゃってる感じ」とのことでした。後から聞けばこの930、入庫から半年近く経っているそうで、長い間オーナーが不在だといくらお店で機関を動かしていても、クルマから躍動感が失われてしまうものだと痛感しましたね。

そうしてわれわれは次なるお店に、次なる930を見に向かったのでした。



【編集注】

見る人が見ればお店の特定もできてしまうわけで、こうした具体的な商談の内容はひけらかすべきでないとも考えたのですが、実はこの翌日にこのお店から電話があり、最終的に「300ならどう?」という提示を受けました。

もちろん断りました。わずか2日で358→338→320→300と段階的に大幅な値下げをされて、「どういう商売をしているのか」と不信感の方が増幅したのが最大の理由です。「定価」が存在しない中古車には、こうした値引き幅など存在しないのが本来のあるべき姿です。

さらに、僕が交渉を重ねて引き出した価格は「300」でしたが、その翌日にはあっさりと「298」で売りに出ていました(呆)。そういうことで「まぁ、こういうこともあるのだ」という意味も込めて記事を公開することにしました。