
さぁ、いよいよ人生初Tバーリフトです!月山でのお目当てのひとつです。
このTバーリフト、昔はどこのスキー場にもあったようですが、今や月山くらいでしか乗れないレアな存在です。スノーボーダーはスキーヤーに比べて乗りこなすのが難しいようで、続々と洗礼を浴びていました。
hiroさんに促され、3人の中で僕が最初に挑戦することになりました。上手く行くか心配ですが、こうした未知との出会いがスノーボードの醍醐味でもあります。
乗り場の係りのお兄さんに現金で200円を払います。乗り方がまったく分からないので「初めてなので教えてください」というとジェスチャーを交えて丁寧に説明してくれます。係りの人たちは月山初心者にもとても親切です。
そもそもTバーリフトはなんぞやというと、乗り場(ゲレンデ下部)と降り場(ゲレンデ上部)に大きな滑車が1機ずつ設置されていて、その2機を結ぶようにかけられたワイヤーが常に一定速度で動いています。

上の画像はいずれも降り場の滑車からゲレンデの下方向を見下ろした図ですが、つまり一般的な吊り下げ式のリフトを地面に降ろして、搬器をなくした姿を想像してもらえば分かりやすいと思います。
そこに下の画像の「Tバー」を引っかけると「Tバーリフト」になります。

Tバーはまず、上の画像のTバーを自分から見て「⊥」の向きで持ちます。縦棒部分を両手で持ち、横棒のバー部分を股から挟んでお尻にフィットさせます。一番上の画像のスキーヤーがやっていますね。
このTバーの先端には滑車のような金具がついていて、この部分を係りのお兄さんが合図とともに上述のワイヤーに「カチャッ」と引っかけてくれます。するとTバーが一気に加速、人間も一気に引きずられます!これがかなりの衝撃です!










他のボーダー達が腕だけが引きずられてバランスを崩して転倒するのを見ていたので全身に力を入れて構えていましたが、それでも一瞬引きずられて「グエッ!」となりました。
しかしスノーボード歴8年、3人のトップバッターとしてもやられるわけには行きません!腕力に物を言わせて必死にTバーにしがみつつ、ワイヤーの推進力に負けないようにバタバタとスケーティングをしてなんとか立て直しに成功!かなり強引ながら一発で成功です!やったね!

一度バランスが取れればあとは後ろ足をボードの上に乗せて、ワイヤーの力に身を任せるだけで上って行けます。

降り場はご覧のように平らになっていて、Tバーは自動的にワイヤーから外れるようになっているので心配いりません。
乗り方のコツが分かるまでは、自分にのしかかる自分の体重に負けないだけの腕力と、ワイヤーの推進力と上り坂に負けないだけのスケーティングでの踏力があった方が有利かも知れません。

このTバーリフトで山頂まで行ければ良いのですが、どういう意図なのか山の中腹くらいまでしか行けません。でも、ここからでも十分に素晴らしい眺めですね。お二人の到着を待って、再びハイクで山頂を目指すことにしましょう!
(明日につづく)
