
神田須田町交差点そばのお店に久々に。最寄りは東京メトロの淡路町駅もしくは都営地下鉄の小川町駅ですが、秋葉原、神田、岩本町、御茶ノ水といった各駅からも十分徒歩可能です。

店内はカウンター8席、先客、後客共になし、食券制。約2年8ヶ月ぶりの訪問でその当時は醤油のみでしたが、新た(?)に塩が加わっていました。

塩らーめん(800円)

塩らーめんのお手本のような一杯。無化調で透き通った見た目通りさっぱりしていますが、コク、旨味共にばっちり。タレに関しては決してしょっぱくはないものの、塩気が食後にかなり後引くのはちょっと意外でした。

平ザルでチャッチャッチャッと小気味良く湯切りされていた麺は平打ちのもの。ツルツルでしなやか、淡麗系のスープにマッチしたナチュラルな味わいで、断面が正方形に近い醤油の麺と使い分けているようです。

具はチャーシュー、メンマ、しゃきしゃきの水菜、ふのり?(海藻)、ネギのみじん切り。
厳選された素材が使われているであろうことが伺われる正統派の一杯で、突出してすごく旨いとか、クセになるというわけではないのですが、実に滋味深くじんわりと「美味しいねぇ」と思わされる一杯であります。
食べたもの 塩らーめん(800円)
訪問日時 2011/07/07(木)18:17
満足度 ★★★★★★★☆☆☆
らーめん 神田 磯野
住所 東京都千代田区神田須田町1-3
電話 03-3256-2929
営業 (月~金)11:30~15:00/17:45~20:30
(土・祝)11:30~17:30
定休 日
駐車場 なし
過去のレポート
2008/11/06 醤油らーめん

2008年4月に開店した、神田須田町交差点そばのお店。最寄り駅は東京メトロの淡路町駅ですが、神田駅、秋葉原駅からも徒歩圏という便利な立地。
10月30日(木)19:17着、先客1名、後客1名。店内はL字型のカウンター8席、食券制。

麺は醤油一本で780円スタート。味玉も150円。名古屋コーチンが高価なのは重々承知しつつも、むむっ…。
若い店主がお一人で切り盛りされています。僕より少し若いくらいでしょうか、細身で髪は短め、ひげをたくわえて白衣をまとっていらっしゃます。清潔な身なりと実直そうな振るまいに期待が高まります。
期待通り店主の仕事ぶりは非常に丁寧で、オーダーが入ってからチャーシューをカットし、麺が茹で上がるまでの間に丼を湯せんで温め、深ザルで茹でた麺を平ザルに移し替えて湯切りをするなど、すべてが好印象です。

醤油らーめん(780円)
19:23提供。スープには名古屋コーチンに鴨、魚介などを使用しており、無化調だそうです。鶏の旨味と甘味がよく出ていて、鶏油の上品な重厚さと奥行きを堪能できる個人的にとても好みのもの。素材の旨さが生きていて旨いなぁ。ただ、材料費は高そうです。

麺はやや角張った中細麺。この麺がちょっと特徴的なので自家製麺かお聞きしたところ、自家製ではないながらも、製麺所に発注してオリジナルで作らせているとのこと。旨味のある麺です。
トッピングはかいわれ、ネギ2種類、メンマはコリコリとした歯ごたえあるもの。チャーシューはトロットロでお見事!岩海苔も決してスープや麺の風味を邪魔せず、磯の薫りを演出。磯野だけにね。いや、実際にそうなのかも。
突出してすごく旨いとか、クセになるというわけではないのだけれど、実に滋味深くじわじわと「美味しいねぇ」と思える一杯。やはり若き店主の腕は確かでした。炊き込みご飯に自家製マンゴープリンもラインアップされるなど、面白いお店です。
ただ、カウンター8席のラーメン屋ではのんびりお酒を飲みながらラーメンを食べるわけにもいかないでしょうし、ラーメンの後にゆっくりお茶をいただきながらマンゴープリンを食べるというわけにもいかないでしょう。そもそも紅茶もコーヒーも置いていませんが。
そう思うと絶対的には安いとは言えない価格設定と、あとは醤油オンリーというラインアップがどうかなと。店主の人柄が良く、腕も確かなだけに頑張って欲しいお店です。
食べたもの 醤油らーめん(780円)
食べた日 2008年10月30日
満足度 ★★★★★★★☆☆☆
らーめん 神田 磯野
住所 東京都千代田区神田須田町1-3
電話 03-3256-2929
営業 (月~金)11:30~20:30
(土・祝)11:30~19:00
定休 日
駐車場 なし