
ラーメン好きならずとも多くの人が名前くらいは聞いたことがあるであろうつけ麺の元祖「東池袋大勝軒」の暖簾分け店。スノーボード用品を見に来たついでに訪問。
20:05着、7割ほどの客の入りだったがあっという間にほぼ満席に。グッドタイミング。店内に券売機が設置されているものの使用されておらず、注文はテーブルに用意されたメニューを見て、店員さんに伝えます。

特製もりそば(700円)
相変わらずぶよぶよ~んとしたうどんのような麺に、いかにもダシ効かせてますよ~、というつけダレ、そしてあのチャーシューにあの味玉(ゆで玉子?)。もはや説明するだけ野暮ってくらいに「大勝軒」でございます。
個別に見ていくと、わざとなんだろうけど麺は茹で過ぎで、前述の通りぶよんぶよん。そしてほとんど湯切りをしていないので、丼の底は水浸し。でも「つけ麺の元祖」という説得力の前になんとなく納得してしまう。良くも悪くもそれが大勝軒です(笑)。大勝軒というと麺がてんこ盛りというイメージがありますが、ここは普通盛と大盛しかなく、普通盛もそれほど多くありません。
つけダレはダシうんぬんというより魚粉と一味唐辛子などの調味料による味付けが強く、尖った印象を受けるのは化調が多めに投入されているからでしょうか。麺との絡みは良好と思いきや、麺が持ち上げているのはスープというより調味料類という気もします。まぁ、この味はこの味でクセになるというか。
チャーシューは結構大きなのが3枚入っていますが、例によって硬くてバサッとしたヤツです。初めから半玉入っている固ゆでの玉子は甘い味付けです。細ギリのメンマはかなりコリコリ。
スープ割りはお願いすると席までポットを持って来て、その場で店員さんが入れてくれます。一味の辛さと化調のしょっぱさに半分残しました。
スタッフは厨房に若い男性3名と、ホールに女性1名。みんなチャッチャッと仕事していて、以前来たときのようなこともなく比較的好印象でした。
大勝軒の暖簾分け店は大量にありますが、ここはあの東池袋大勝軒の山岸マスターが目をかけているらしく、今はなきその東池袋に近い味が出ているんだとか。僕としては、近くまで来たらまた寄ってもいいかなというくらいかな。

食べたもの 特製もりそば(700円)
食べた日 2007年11月29日
満足度 ★★★★★☆☆☆☆☆
お茶の水 大勝軒
住所 東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2階
電話 03-3233-9911
営業 11:00~22:00
定休 月
駐車場 なし
レポート歴
2007/11/30 特製もりそば
2007/01/30 復刻版ワンタン麺

神田のスキー街に昨年9月オープンした新店。Classicメニューとして、東池袋大勝軒で幻になったワンタン麺、タンメン、餃子、焼売など、手のかかりそうなメニューを置くのが特徴。
20:41着でカウンター5席と4卓20席はほぼ満席。流行の木を基調にした店内は暗めの照明も手伝って洒落た喫茶店のよう。一方、ガラス張りの厨房では若者二人が緊張感のある動きで頑張っていた。平ざるを使った湯切りは相当丁寧。
待つこと13分でワンタン麺登場。スープはややしょっぱいものの、魚介系がシンプルに伝わって来るのが良い。麺はおなじみの中太麺で相変わらず量が多い。歯ごたえのあるチャーシュー、固ゆでの玉子、味がしないメンマと、良くも悪くも大勝軒クオリティ。メインのワンタンはゆで過ぎたか溶けてひとかたまりになっていて、箸でつかむとブツブツとちぎれてしまいました。
その他のメニューは、中華そば650円、特製もりそば700円などなど。厨房の若者二人は一生懸命やっている感じで好印象だったが、ウェイティングがかかっているのにカウンター席に非番の従業員らしき男が座っていて、厨房の若者達やホールの女の子と内輪トークをしていたのはどうだろう。
食べたもの 復刻版ワンタン麺(950円)
食べた日 2007年1月30日
満足度 ★★★★★☆☆☆☆☆
お茶の水 大勝軒
住所 東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2階
電話 03-3233-9911
営業 11:00~22:00
定休 月
駐車場 なし
レポート歴
2007/11/30 特製もりそば
2007/01/30 復刻版ワンタン麺